治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

ホームランバー医療

2018-05-05 11:28:52 | 日記





13日の沖縄講演、内容考えています。こんな感じ。
あ、これはレジュメではなくメモ書きです。

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発達障害者支援法は誰を救ったか?

自立支援の意味
自立をまじめに考える
身体の方
・感覚過敏→感覚過敏は治りますか
・睡眠障害→自閉っ子の心身をラクにしよう
・季節の乗り切り方→芋づる式に治そう
→一次障害治る
身体アプローチになぜこんなに効果があるのか?
→神経発達障害
→発達のヌケがあるのは言葉でどうこうできる領域ではなかった
(発達のヌケという考え方。生まれつきだから治らない、のゆらぎ。)
→身体アプローチから言葉以前のアプローチへ

自立支援の意味

発達障害支援法は東大寺の大仏。発達障害者支援センターは護国寺。
就労支援→一生就労支援→自立支援ではない→でも自立支援
治さない医療→治さない探らない→虫取り少年の集まり、ホームランバー
伸ばさない療育→犬の曲芸、コンビニ療育→親の近視眼的不安にのみ対応→本人の生きる力を養う気のない療育の蔓延
アリバイ的特別支援教育→片道切符
生ける屍にする作戦→なまはげとしての二次障害で理論武装→生きる力は失われる→自立支援の人にとってはとっても好都合→逆らわないめんどり。一生ケージの中で卵を産み続ける。
支援の拡充とは「加算」である。

めんどり路線から降りるも降りないも自由。
本人と親の自由。

異論はもちろん受け付けます。

鑑真の死後
最澄・空海の時代 修行の時代

「治る」という言葉を使う理由

「発達障害、治るが勝ち!」
P206

四つ目の理由
P208

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この中の「ホームランバー」については『発達障害、治るが勝ち!』に書いてあります。
この医者も一時NHKによく出てたみたいですけど、満員御礼の講演聴きに行ったら、本当にホームランバーみたいに患者をみてましたよ。

転載めんどくさいのでそのページ特別に撮影しました。
私は著作権者ですけど、よい子は真似をしないように。