治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

統合失調症との鑑別ができない医師

2011-03-11 11:26:07 | 日記
さて、脳みそ先生の薬物療法に対する方針は
「薬物は浮き輪である」ということだそうです。

水面にとりあえずぷかぷか浮かぶのに浮き輪がいる人もいる。
でもボートじゃないので、漕ぐ道具はついていないらしい。
オールとかエンジンとか。

発達障害の人に対する過剰投与が問題になるのは
統合失調症等精神疾患との鑑別が難しく
そのひとたち並の量を処方されると、副作用が大きすぎるわけでしょ。

それと、発達障害の人の薬物過敏性を知らないお医者さんだと
処方量を間違えるわけでしょ。

それで状態がよけい悪くなる人がいる。

それを心配しているお医者様もいらっしゃるということ。

で、脳みそ先生は「発達障害と統合失調症の鑑別ができない医師リスト」っての作っていました。

具体名は出していませんよ。

どこどこ病院のなになに医師はだめ、とか、そういうリストではありません。

ただ

「こういう診療方針の人は、発達障害あんまり知らないかも」っていう医師の特徴のリスト。

これ、のっけようと思います。

いや別に、これが一番の先生の特徴ではないですよ。

先生の特徴は「診断が粗くない」ところなんですけど。
それはまた、後日。