「パシフィック・リム:アップライジング」を川崎109シネマズにて観てきました
前作はもう5年も前ですか…
前作のオレの感想をまとめるとぶっちゃけ、”投げやりな脚本” と ”映像の洪水を楽しむだけ” ってことに尽きましたが、それでも前作は「マジンガー」から連なる日本の巨大ロボットアニメや怪獣特撮、それに「ロボジョックス」といったマニアックな作品へのオマージュっぷりが徹底していたのが見所となっていましたが…
”内容の無さ” のレベルでは今作の方が圧倒的というか、もはや清々しいと言っていいくらいに何もありませんでしたσ(^◇^;)
デルトロ監督がまだ続編を手がける予定だった頃は、(続編は)過去のイェーガーが多数健在だった頃の活躍を見せたい~とか言っていたんですが、どうしても ”続き” でないと、只でさえ門戸の狭い世界観なのでとても観客数が見込めそうに無いと(出資側に)判断されたんでしょうねえ…
”KAIJUのいなくなった世界” でどうやって ”続き” なんてやりゃいいんだ!っていう脚本担当の人の悲鳴が聞こえてくるような展開をひたすら見せられても、こちらもモヤモヤするばかりで(^_^;)
前作における、夜とか海中とかのアクションシーンが暗すぎて何をやってるかサッパリわからない~という批判が相当大きかったんでしょう……今作はほぼ明るいシーンのアクションばかりだったのは素晴らしかったです
巨大ロボが動くというのがどういうことなのか、周囲に(特に都市部で)与える影響とかの描写は ”狂気” レベルでこだわってるのはホントに見応えあったんですけど…
内容が無いのはどうでもいいとしても、怒濤のシチュエーション、滾るセリフ、アツいポージング、イカした(イカれた?w)武器装備、といった肝心の部分でアイディアが圧倒的に不足していた感が否めなかったのはとても残念でした
ちょっとだけバレ感想:
終盤でユニコーンっぽいガンダム像が建ってましたが(どうやらアナハイムエレクトロニクス社のビル?w)、ヒロインがあれを改造して動けるようにするのか!?と期待してしまったのはオレだけではないですよねw
次はギレルモ・デル・トロが復活すると信じて待ちましょう!