この世界は
苦しみが雨のように降る
「雨はいつかはやむ」
というけれど
雨はまた降るではないか
くぐり抜けたとしても
また
違う雨が降る
せめて
その雨を少しでもしのぐ
傘があれば
それすらも
手渡すことができぬなら
この世界に
我が身は
何のために
存在するというのだろう
苦しみが雨のように降る
「雨はいつかはやむ」
というけれど
雨はまた降るではないか
くぐり抜けたとしても
また
違う雨が降る
せめて
その雨を少しでもしのぐ
傘があれば
それすらも
手渡すことができぬなら
この世界に
我が身は
何のために
存在するというのだろう