「赤と黒」
『EXPERIENCED Ⅱ』
BOOM BOOM SATELLITES
大好きなアーティストのライブアルバムです。彼らの音楽のジャンルは何になるのかは、わかりません。(私自身、音楽は好きですが、情報に疎いせいかもしれません。)
彼らの音楽はパッと聞くと、タフでクールでかっこよく感じます。(その部分ももちろん大きいのですが。)
そのタフさは弱さや苦悩を抱えつつ現実と対峙するということに起因するような気がします。
隅々まできっちりと構築された、細部まで隙のない音です。アルバムを聴くたびに、みっちりとした音の塊に包みこまれます。
彼らのライブに行くと、その音圧やビートに圧倒されます。そこに身をゆだねること、身を任せる快楽。そして、彼らのライブはとても肉体的だと思います。そして、快楽を感じながらもストイックな気持ちになります。彼らから放たれる真剣勝負な音たち。
いろんなものが内包されています。鋭さ、繊細さ、ガラスなもの、鉄筋なもの、しなやかさ、かたくなさ。セクシーさ、ストイックさ。皮肉さ、真摯さ。若さも老成もよじれてねじれて音にはめ込まれています。
いつも感じるのは、赤と黒。情熱とクールさ。そのクールさは、青の透明さではなく闇の黒。けれど、闇の底で冷笑はしていない。もがく赤い情熱があるのです。
『EXPERIENCED Ⅱ』
BOOM BOOM SATELLITES
大好きなアーティストのライブアルバムです。彼らの音楽のジャンルは何になるのかは、わかりません。(私自身、音楽は好きですが、情報に疎いせいかもしれません。)
彼らの音楽はパッと聞くと、タフでクールでかっこよく感じます。(その部分ももちろん大きいのですが。)
そのタフさは弱さや苦悩を抱えつつ現実と対峙するということに起因するような気がします。
隅々まできっちりと構築された、細部まで隙のない音です。アルバムを聴くたびに、みっちりとした音の塊に包みこまれます。
彼らのライブに行くと、その音圧やビートに圧倒されます。そこに身をゆだねること、身を任せる快楽。そして、彼らのライブはとても肉体的だと思います。そして、快楽を感じながらもストイックな気持ちになります。彼らから放たれる真剣勝負な音たち。
いろんなものが内包されています。鋭さ、繊細さ、ガラスなもの、鉄筋なもの、しなやかさ、かたくなさ。セクシーさ、ストイックさ。皮肉さ、真摯さ。若さも老成もよじれてねじれて音にはめ込まれています。
いつも感じるのは、赤と黒。情熱とクールさ。そのクールさは、青の透明さではなく闇の黒。けれど、闇の底で冷笑はしていない。もがく赤い情熱があるのです。