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『インパラの朝』

2010-10-11 00:24:09 | Weblog
やっと読みました!『インパラの朝』

「小さな声」を聞くために、2年間のバックパック旅行をした作者
中村安希さんの本。
久しぶりに異文化体験をした気がします。
旅は中国から出発して、中央アジア、アフリカ、ヨーロッパ、そして、ポルトガルのロカの岬で旅は終わります。

「私はアフリカに行くにあたって一つの構想を立てていた。アフリカへ行って貧困と向き合い、現地の惨状を確認し、世界に現状を知らしめて共感を得ようと計画していた。アフリカの貧困を見極めて、貧困の撲滅を訴えて、慈愛にあふれる発想を誰かに示すはずだった。先進国の豊かな知恵を貧しい人に紹介し、不幸そうな人を探して幸福を与える夢を描いた。けれど、あてがはずれてしまった。なぜなら、予想していた貧困が思うように見つからなかったからだ。想像していたほど人々は不幸な顔をしていなかった。」(P246-P247)

私も青年海外協力隊で2年ベトナムに住んでいたので、うんうんとうなずくところも多々ありました。
テレビのニュースなどでは、「貧困」、「テロ」、「戦争」などの一部の情報しか報道されません。私たちは、それを見て、あたかもそれが全てかのように受け取ってしまいがちです。実際にベトナムに行ったときも、戦後25年ぐらいでしたが、みんな悲壮感もなく、前向きに生きていました。家族がしっかりと支え合って、なんというか、そういった基盤がしっかりとしていて、私から見たらみんな幸せそうでした。確かに物乞いや地方から出稼ぎに来た子どもたちもいましたが、飢えに苦しむ人は見たことがありませんでした。当時、協力隊を地方にも展開するということで、調整員は案件を探していましたが、そんな必要があるのかと疑問に思っていました。

そもそも、先進国といわれる国々とそうでない国々との「幸せ」の尺度が異なるのです。そこに先進国(特に欧米)の貨幣、市場経済という価値観を持ち込むことが開発途上国の不幸を生んでいるのでしょう。

『インパラの朝』でも、特にアフリカのところで、そういったことを感じました。他にも開発途上国はあるのになぜか?きっとヨーロッパの近くにあるからかもしれません。そして、友人曰く、不幸なことに土地が豊か、資源も豊かだからだろうという話になりました。

この本は高校生の読書感想文課題図書になっていますが、彼らはどこまで想像力をふくらませて自分のこととして考えてくれるか、気になるところです。

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5 コメント

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報道のせいか・・・ (みどっち)
2010-10-11 10:52:41
アフリカに住んでた、というと、
「象見た?ライオンは?」「ごはんあるの?」といつも聞かれるんだけど、ホント違和感だったよ。

アフリカと言っても、都市部は電気・水道・ガスがあって、電話があって、私たちと変わらない普通の暮らしをしている人のほうが多いし、
農村部に行くと、逆にお金を使わずに日々食べていけるし。

その普通の人たちっていうのは、なかなか報道されないもんだよねー。
幸福な人よりも不幸な人のほうがメディアの飯の種になるのかも・・・。
ニュースって (Tばっち)
2010-10-11 22:53:27
みどっち、やっぱりニュースって極端なことしか報道されないだろうね。

情報が溢れかえっている現代においても、作者のように実際に自分の目で確かめるってことは何においても大事なんだろうね~。
こんばんは (いっし)
2010-10-14 22:47:13
やあ!再開したんだね。
いつも考える人の君のことをこれからは
「ロダン」と呼ぼう!

最近、お仕事は中だるみの私ですが、プライベートでは主人と体動かしてます。
(シモの意味ではないです)
今度は一緒に発散しまひょ~

ブログ楽しみにしてるね。

わぁ~ (faa)
2010-12-09 15:43:30
ほんとだ,再開しとる!
が,すでに1ヶ月以上経過か・・・。
私も同じです。ほそぼそとやりまひょ。

インパラの朝,読んだことない~。
読んでみようかな。
またまた時間が・・・ (faa さま)
2011-02-11 11:36:07
コメントありがとう!

ぜひ読んでみてね。

また再開します!

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