らいよんのおしりを割った

リサラーソンの陶器のライオン。大事なライオン。不格好だけどなんとかつなげた。直した。

高野豆腐とわたし

2009-08-26 00:01:45 | Weblog
まったくもってどうでもいい話をひとつ。
思い出したから。

先日、地下で昼のおかずに
「高野豆腐を買った」
と言ったら残りのスタッフに口を揃えて
「渋いね・・・」
と言われたわたくし。

幼稚園の時分より、好きなんです高野豆腐。

「好きな食べ物は?」
と言う質問に
「コーヤドーフ」
と答える園児だったくらいに。

その出会いもはっきり覚えていて、あれは幼稚園の昼食時。

お弁当のおかずに入っていたベージュのモノをなんだか分かりもせずにぱくついたあほなわたし。

その口のなかに、いきなり拡がったのは甘い味。
しかも汁が拡がったので驚いた。
これを理由に嫌う人もいるんだけど、あほが思ったのは

「なんだこれ美味しい!!」
おそらく甘味に惹かれたはず。
煮物は醤油の絡んだ味がすると、あほなりに先入観があったものが甘かったから。

帰ると母に聞きました。
あのおかずはなんぞやと。肌色のやつは食べたら甘い汁がでた!と

そして覚えた高野豆腐。

しばらくは遠足や運動会の時、母はわざわざお弁当に入れてくれてたはず。

高野山のお坊さんが修行の保存食に考案したかなにかの豆腐を、わざわざ好物にピックアップした娘のために・・・。

その後、好物の代表格からは退いていきますが、まぁ実体がカチカチのスポンジみたいだって知ったのは高校かそれよりあとだったんじゃないのか。

たまに思い出しては食べたくなるんです。

ちなみに、母は高野豆腐を煮るのがうまいです。
味付けがなかなか絶妙。

って、ほらね。
くだらなかっただろう。

よく仕事場などで意識がとんでる、などと言われるんだけど、こういう取りとめのないことを考えてるんです。

派生していく考えがほんとうに、取るに足らない内容。