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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

武田邦彦氏の原発緊急情報 

2011-03-28 01:23:00 | つぶやき
http://takedanet.com/2011/03/35_bfcc.html
原発 緊急情報(35) 春休みの終わり 判断-2

春休みの終わりにどう判断すべきすべきかという参考にしていただくために、緊急情報34で、簡単な計算を紹介いたしました。

その後多くの方からご質問を受けたので、一部、ご返事申し上げます

・・・・・・・・・

福島県の海岸線、及び茨城県の北部の海岸線まで、政府から発表される放射線の値が少し低くても、お子さんのいる家庭は避難したほうがいいとわたくしは考えています。

実は、次の図を見ていただくとわかります。



この図は3月23日に原子力安全委員会から発表された図ですが、原発から漏れて出るのは「光のように四方八方に行く放射線」ではなく、ホワッと上空に上がって風で飛んでいく放射性物質(粒子)です。

この図ですと、北北西と南に放射性ヨウ素が飛んでいます

.

そしてその濃度は、1歳児の甲状腺の場合、いわき市や伊達市で1時間あたり350マイクロ シーベルトの及んでいて、発表される放射線量の150倍にもあたります。

この測定は事実ですから。もしこの地域に1才から5才程度のお子さんを持ちの人は、甲状腺が異常をきたす可能性が高いので、赤ちゃんのことを考えれば、是非とも移動してもらいたいとわたくしは思っています。

その点でぎりぎりの境界を決めるのが大変に難しいのです。

おもに風向きによりますが、風向きが少し変わりますと、汚染の領域が変化すると思われるからです。

・・・・・・

第2番目はテレビでも報道しているように福島原発のところにある「放射能が極めて高い水」のことです。

このことについて、原子力保安院等は「びっくりした。どこから来たかを調査する」と言ってますけども、予測できることで、すでにわたくしのブログでは、織り込み済みで計算方法を書いています。

1週間程前から原子炉には継続的に水が注入されました。その一部は空気中に水蒸気となって飛散し、それが継続的な空間の汚染源になっています。

原子炉建屋の床にたまった水は、原子炉、格納容器、貯蔵プール等を通って下に落ちていますから、相当濃い放射性物質を含むと考えられます。

テレビでは、一時、通常の原発中の水の数10万倍と言っていましたが、それぐらいは当然考えられます。特にびっくりする値ではありません。

わたくしは「原子炉が沈静化したので、福島原発から漏れる放射線は今後は2倍程度の範囲に収まるだろう」と言っているのがこのことです。

ただ少し気がかりなのが2号機の下で測定した水の中に含まれている放射性物質の一部が核分裂が継続した場合に存在するものを含むからです。

これが、地震前のものなのか停止後のものなのかが問題ですので、今後も注意していきたいと思います。

いずれにしても、現在、原発にちかいところで放射線があまり減らないのは、半減期で減る分だけ新たに福島原発から流れてくるからです。

これがどのくらいで収まるかということですが、現在の状態ですと4月中旬ぐらいには収まるというふうに考えています。

そうすると、その後は10分の1まで減少しますから、先ほどの計算でおおよその被ばく量が計算できるということになります。

・・・・・・・・・

福島県沖の海も汚染されていますが、これも当然のことです。保安院は「測定したら汚染がわかった」と言っていますが、福島原発から空に上がった放射性物質は西方に流されて太平洋に行っているわけですから、当然その下の海は汚れます。

また、冷却のために海水を大量に原子炉建屋内に入れたわけですから、その水が海に戻れば、これも当然放射性物質を伴います。

また保安院はどういう根拠があるかわかりませんが、「汚染された海から取れた魚も大丈夫だ」と言っています。そんなことは現在の段階でわかる人は1人もいないと思ます。

放射性物質で汚染された海で取れる魚は、原則として汚染されています。汚染されている魚を食べていいかどうかはその魚の放射性物質の濃度によりますから、その値がない内に安全だということは、なんと言うことでしょう

.

・・・・・・

また、同じように福島県の作付けの問題で「土壌が汚染されているかどうかを調べる」というテレビを報道がありましたが、土壌はもちろん汚染されています。

空間に放射性物質がなければ、放射線は観測されませんから、福島で放射線が観測されるということは、すでに空気中に放射性物質が存在するということになります。

放射性物質が存在すれば、それをが地面に落ちますから、土壌が汚染されます。すでに間違えなく福島県の土壌は汚染されています。

どんなに怖い事実でも事実を真正面から見る勇気がこのようなときには大切です

・・・・・・・・・

毎日家にいたり、ペットボトルの水を使ったり、大変な毎日が続いていると思いますが、放射線量は最初の1ヶ月が高いのでここを何とか凌いでもらいたいとわたくしは希望しています。

マスクや浄水器、室内の空気清浄機等は効果が万全ではありませんが、若干の意味はありますので使ってください。また布団や洗濯物をできるだけ外に起こさないことも大切です。

放射性物質はいろいろな形(細かい粒子など)をしていますし、水で溶けるものや、溶けないものもあるし、拭いたら取れるものや、取れないものがありますが、ここ1ヶ月だけは少し我慢をして、できるだけあれもこれもやっておいた方がよいと思います

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避難も長期になってお仕事も始まったり、新学期が始まったりする人はとても迷うことではないかと思ます。

放射線は浴びた影響は「累積(合計)」が問題ですから、1週間か2週間だけやや高い放射線のところにいても、その後、低いところに移れば回復するという傾向もあります。

現実の生活の中でできる事とできないことがありますが、何とか工夫していただければと思います。

その点では原子力安全委員会が継続的にSPEEDIを使って現実に風の向きで変わる放射性物質の状態を公開してくれることを強く望んでいます。

(平成23年3月27日 午後6時 執筆)


武田邦彦
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民主党政権はこの産経の主張をよく読むべき

2011-03-27 17:21:58 | つぶやき
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110327/plc11032703060001-n1.htm

ロシア機接近 外相はなぜ抗議せぬのか

ロシア空軍機が日本の領空に接近したことについて、松本剛明外相は「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているという気持ちを信じて、お付き合いしていくのが今の私どもの立場だ」と述べ、ロシア側に抗議しない考えを示した。

 ロシアが東日本大震災で日本に救援チームを派遣し物資を提供していることを念頭に置いた発言とみられるが、それとロシア機の領空接近とは次元の違う問題である。善意は善意として感謝の意を示しつつ、領空接近には強く抗議すべきだ。

 大震災発生後、ロシア機は2度も日本の領空に接近した。いずれも領空侵犯の恐れがあるため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)で対応した。

 1度目は17日、ロシア空軍の電子情報収集機が北海道西方から北陸沖の日本海上空を飛行した。日本海では米軍の強襲揚陸艦などが展開し、そこを拠点に米軍の復旧支援活動が行われている。自衛隊と米軍の共同対処を偵察していた疑いが強い。

 2度目の21日に接近してきたのは、ロシア空軍の戦闘機と電子戦機だ。被災者支援に加え、福島第1原発の事故が重なり、日本側の防空対処能力を試す狙いもあったとみられる。

 空自の戦闘機は17日の時点で大震災への支援活動を終え、通常の警戒態勢を敷いていたため、緊急発進に支障はなかった。だが、C1輸送機を使った水や物資の輸送は活発化していた。ロシア機接近が、これら空自の業務の障害になった可能性は否定できない。

 外相がこうした事情をどこまで知っていたか疑問だが、ロシアは抗議しないとさらにつけ込んでくることを忘れてはなるまい。

 ロシア機だけではない。中国軍機が平成22年度に日本領空に接近した回数は前年度の1・5倍に上る見通しだ。尖閣諸島沖には、中国の漁業監視船がしばしば出没する。中国からも支援を受けているが、それとは別に、中国軍などの動きには警戒が必要だ。

 自衛隊は総勢23万人を超える自衛官のうち10万人が被災者支援や復旧活動にあたっている。だが、国民と国土の平和と安全を守るという本来の任務をおろそかにしてはならない。菅直人政権は大震災対策だけでなく、外交と防衛にも絶えず、注意を払うべきだ。




外交や防衛については日本式「恩義」は忘れるべきです。

大災害のお見舞いと、次元が違います。


この感覚、情け深い信仰者なら理解できますが

国会議員、それも閣僚、そして外務大臣という

外交の最重要職についている人の意見とは信じられません。

信じたくありませんが、これが民主党の現状です。


「一度試しにやらせてみよう」という感覚は

今後一切捨て去るべきです。


こんな緩い感覚で投票して

今私達国民は大きな、大きな代償を払っているのです。


反省しても反省しきれないと後悔して欲しいものです。


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卑怯な中国、ロシア。 日本は彼等の過去の行いを忘れてはならない

2011-03-27 17:05:36 | つぶやき
中国ヘリ、また護衛艦に接近=東シナ海、外交ルートで抗議―防衛省(時事通信) - goo ニュース

 防衛省統合幕僚監部は26日、東シナ海中部海域で同日夕、中国の海洋警備機関所属とみられるヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に近接飛行したと発表した。同様の近接飛行は7日にもあったばかり。政府は同日、外交ルートを通じて中国に抗議した。

 統幕によると、近接飛行があったのは、同日午後4時45分ごろで、東シナ海中部の日中中間線の東側。胴体に「中国海監」と書かれたZ9ヘリがいそゆきに近づき、周りを1周して去った。

 最接近時の水平距離は約90メートル、高度は約60メートルで、7日の接近時より高度が低く、航行に危険を感じるような飛行だったという。 




先日のロシア偵察機の異常接近に続き、中国ヘリの接近。

これらは日本の平和ボケ感覚で対処してはならない。


彼等は今まで卑怯な手で領土を奪い、

そして卑怯な手で巡視船に体当たりしてきたではないか。


また北方領土に大統領や政府高官が勝手に踏み入れ

我が物顔にやりたい放題しているのに

民主党政権はそのことを忘れたようだ。


先日のロシア戦闘機接近に抗議しなかった事に

政府は国民から抗議されたのだろう。


それがあるから中国には抗議したようだが、

形だけの抗議ではないだろうか。


中国やロシアは恩義など生ぬるい感覚は持ち合わせていない。

それどころか、隙あらば攻めようと考えているに違いない。


この大災害の混乱の時でも、やはり国防は疎かにしてはならないだろう。

そして自衛隊を軽視してきた民主党はこの機会に自衛隊の有り難さを感じ

今までの誤った考え方を改めるべきだ。





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fukushima para20110326 part02

2011-03-27 16:51:53 | つぶやき
fukushima para20110326 part02
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fukushima para20110326 part01

2011-03-27 16:32:24 | つぶやき
fukushima para20110326 part01



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