団体旅行などの禁止が決まり、中国人宿泊客が多い大阪・難波のビジネスホテルでは26日、キャンセルの連絡が相次いだ。従業員の一人は「うちは中国人客がメインなので困る。早めに収まってほしい」。中国人が宿泊客の約4分の1を占める別の関西中心に展開するホテルチェーンでもキャンセルの連絡が入っているといい、広報担当者は「状況を見守るしかない」と話した。

 東京都内のある高級ホテルは宿泊客の1割強を中国人客が占めるという。大半が個人客で今のところ目立ったキャンセルはないが、「規制対象が団体客以外に広がればどうなるかわからない」(広報)。

 中国の旅行会社からの依頼で日本での宿泊やバスなどを手配している大手旅行会社の広報担当者は、「(週明け)月曜からはより取り消しの連絡が増えそうだ」という。

 訪日中国人の購買力に支えられてきた小売業界にも戸惑いが広がる。

 大丸松坂屋百貨店を運営するJフロントリテイリングは、訪日外国人客の85%は中国人客という。直近の訪日客向け売り上げは好調で、1月は25日までで前年同期比3割以上も伸びていた。その矢先の団体ツアー禁止に「間違いなく業績に影響を受ける。手の打ちようがない」(広報)。

 大丸心斎橋店では売り上げの3〜4割を訪日外国人が占め、うち9割以上は中国人による高級ブランドや化粧品などの購入だ。個人客も増えてはいるが、まだバスなどで来る団体客が多く、団体ツアーの禁止は「影響が大きい」(広報)と嘆く。

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何という情けない事か。

新型肺炎封じ込めの為に中国から団体客が来なくなった事を嘆く業界。

考えが浅い。

このまま中国からの観光客が来続けたら、どうなるか想像もしないのか。

下手をしたら、新型肺炎が蔓延し大変な事になると想像も出来ないのか。

接客業、宿泊業は大打撃を受けるだろう。

にもかかわらず、目先の事しか考えない浅はかさに驚く。

 

そもそも中国相手はリスクは高い。

中国共産党の考え如何ですぐにでも訪日を停止する事は可能。

そんな国の客を相手に常日頃商売をしてきた自覚はないのか。

 

たまたま新型ウイルスの出現で痛手を被ったが、中国相手は危険だと認識を持ってもらいたい。

楽して儲ける術を味わったら、こうもさもしい考えになるとは情けない。

これじゃあ、安倍政権もなかなか思い切った対策を取れなかったと想像する。

 

日本各地で中国観光客に頼ってきた人達は今嘆いていると思うが、

もう一度、観光業界は原点に戻ってもらいたい。

リスクを避ける為にはどうすべきか。

目先の得より、継続的で堅実な利益を考えるべきではないのか。

中国人の爆買いで理性を失ったのかと今嘆いている業界に問いたいものだ。

更には自分たちの利益を考える前に、日本国民全体の不利益を考えて欲しいし、

目先の現実に惑わされないでもらいたい。