曽我さんは、滋さんへの思いを手紙の形にまとめて読み上げた。めぐみさんとは北朝鮮で一緒に暮らした経験もあり、文中では「めぐみさんのお父さん」と呼んで親しみを込めた。

 2002年に24年ぶりに帰国を果たして羽田空港で初めて会った際、「曽我さんお帰りなさい」と優しく声をかけてくれ、めぐみさんを思って泣きながらカメラのシャッターを押している姿が印象的だったという。会う度に「めぐみと一緒にいてくれてありがとう。何か思い出したら、聞かせてくださいね」と笑顔で話していたことも明かした。

 曽我さんの母・ミヨシさん(拉致当時46歳)はいまだ帰国を果たしていない。曽我さんは「この痛恨を力に変えて、お父さんの分まで活動を続け、一日も早い解決に向かって頑張ります。お父さんも天国で応援してください。ゆっくり休んでください」と、拉致問題解決への決意を込めた。

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昨日、横田滋さんが逝去されました。

謹んで哀悼の意を捧げます。

安らかにお眠りください。

 

昨日テレビで横田さんの訃報を知り、驚くと共に悔しさと虚しさ、

そしてああ間に合わなかった。。。との思いでした。

帰国されている拉致被害者の方々も同じだっただろうと思います。

 

安倍首相もコメントを出しました。

やはりと言いましょうか反安倍の人たちは猛批判をしています。

 

しかし安倍さんだけの責任ではありません。

社会党が、そして自民党も真剣に解決に取り組みませんでした。

一部の議員が国会で追及しても、時にはヤジを飛ばし、時には聞き流し、

独裁国家に拉致された日本人を助け出そうとの強い意志がありませんでした。

マスコミもそうです。

5人の被害者やその子供や配偶者が帰国した時はテレビでも取り上げました。

しかし、時が経てば興味がなくなったのか拉致の「ら」の字も言わなくなりました。

違法でもない事を殊更大げさに取り上げる左翼野党とそれに乗っかったマスコミ。

 

国家は領土領海と国民で成り立っています。

同じ日本人が極貧で独裁国家に拉致されているのに平気でいられる神経が異常です。

国会議員の責務は国民の財産と命を守るはずなのに、拉致問題を真剣に考えないのは

その責務を放棄したに等しいです。

 

有本恵子さんのお母様の有本嘉代子さんが2月に亡くなり、そして横田滋さん。

拉致被害者の親世代は有本明弘さんと横田早紀江さんだけになりました。

こんな惨いことがありますか。

こんな悲しいことがありますか。

 

安倍首相を批判したい人は批判したらいいのです。

しかし拉致問題の歴史を知らないとの証でもあり恥じる事です。

また批判しても拉致被害者は戻ってきません。

 

国民を取り戻すという、国家の強い意志があればと情けなくなります。

ではなぜ強い意志がないのでしょう。

また強い意志があってもその障害となっているのは何なのか。

それは憲法ではありませんか。

法律ではありませんか。

安倍首相を批判している人に限って、スパイ防止法に反対し、

自衛隊の行動を雁字搦めにしている法改正にも反対しているのではありませんか。

 

もっと本気を出してほしいです。

国会議員は勿論、私たちもマスコミも、日本国中が一体となって訴えねばなりません。

一個人の力は弱いです。

マスコミも一体になって大きなうねりを起こしてほしいです。

北朝鮮は日本のマスコミ報道を常に観察しています。

一部の人たちの運動では北朝鮮に伝わりません。

注目度の高いタレント、歌手、俳優達が発信したら違ってきます。

日本人が本気を出したと思わせなくてはなりません。

政権叩きに明け暮れる左翼野党たちにも本気を出してもらいたいのです。

そして無視するような議員は落選させたらいいのです。

またハッシュタグで騒いでいた有名人たちがこの問題を無視するようなら、

その人たちは人権はどうでもいいと思っているのか、

それとも南北朝鮮の息がかかっているのか、と思ってしまいます。