重度障害があるれいわ新選組の参院議員2人が公務中は「重度訪問介護」サービスの対象外となることをめぐり、参院議院運営委員会は29日の理事会で、関係省庁から30日にヒアリングを行うことを決めた。臨時国会召集の8月1日までに結論を出す方針だ。
参院選でれいわから初当選した舩後靖彦、木村英子両氏は移動に大型の車いすが欠かせず、これまで重度訪問介護のサービスを利用して生活全般の介助を受けてきた。しかし、歳費を得る議員活動は公費支援の対象外で、両氏は継続してサービスを受けられるよう対応を求めている。
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れいわ新選組の参院議員舩後靖彦氏、木村英子氏は重度障害がある為、
国会内は改修工事が始められています。
この二人が国会に登庁する為には必要な工事ですから初登庁日に間に合って欲しいものです。
ただ現在受けている重度訪問介護サービスは公務中は受けられないとか。
理由はこのサービスは仕事が出来ない人が対象だからそうです。
テレビでは「くぼりえ」さんというイラストレーターの方を紹介していました。
Apple PencilとiOSスイッチコントロール併用 iPad Proで花の輪郭を描く
イラストレーターの仕事中は介護サービスを受けられなく
仕事中は高齢の母親が介護しているとの事。
これはあまりにも杓子定規で考え過ぎな気もします。
この方が仕事をする為には介護が必要です。
仕事が出来るなら介護が不要というのもおかしな話です。
もう少し実態に即したサービスが出来ないのかと思います。
では国会議員と一般の障害者と同列に考えていいものでしょうか。
くぼりえさんの話を聞いて、仕事中も介護は必要なのには変わりはありませんから
仕事中介護サービスが受けられないのは無慈悲と感じます。
しかし、国会議員は誰かに何かをしてもらう立場ではなく、
国民の為に仕事をするのが責務です。
その様な重大な責務の為に高額の歳費も支給されるのです。
にもかかわらず、介護サービスは今まで通りというのには合点いきません。
そもそもこのお二人は特定枠での当選です。
特定枠は選挙運動が出来ないのが決まりですから、どんな主張なのか
当選したらどのような活動をするかも知らされていません。
舩後さんに至っては発声も出来ず、介護者の通訳で意思疎通しています。
舩後氏の言いたい事が間違いなく伝えられるのか。
介護者の意見も入っていないのかと思ったりします。
国会議員は与えるのが仕事ですが、与えられる立場ではありません。
彼らはどの様な活動をされるのかそして活躍されるのかは未知数です。
特定枠の隙を突かれた形の当選でした。
それは得票数の少なさが物語っています。
れいわ新選組はこの二人を当選させる為に特定枠1位2位に設定しました。
この事から、登院中の介護は党として責任を持つべきではないでしょうか。