インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

人工歯の中でも、インプラント治療はほとんど保険が適用さ

2017年08月30日 | 日記
人工歯の中でも、インプラント治療はほとんど保険が適用されません。


なぜ適用されないかというと、インプラント治療と一口に言っても保険が適用されるブリッジ、入れ歯などより時間も手間もかかるからです。


インプラントをあごの骨に埋め込むだけでなく、インプラントと周りの歯がなじんで上手く噛めるようになるまで時間もかかるので時間に見合った医療費がかかります。


それではどこまで保険適用にするかも難しい問題で、医療費のさらなる増大を招くので、適用拡大の見込みはありません。


インプラント治療の大きな問題は、何といっても費用の問題でしょう。


保険適用のケースはほとんどなく、全て自由診療になることが当たり前ですから失った歯が何本なのか、義歯などの素材は何かによっても費用にはかなりの開きが出ますし、自由診療なので、歯科医院ごとにずいぶん費用は変わってきます。


加えて、治療後のメンテナンスにもお金がかかるといったことも他の歯科治療と異なります。


様々なインプラント治療の問題点を皆さん、入念に調べたと思います。


その中に、金属を埋め込むので頭部のMRI検査ができないという問題はありませんでしたか。


それは本当のことではありません。


MRI検査とは、身体に磁気を当てて画像を作ることです。


身体に埋め込んだ金属が反応すると、必要な画像が得られません。


インプラントには主にチタンが使われており、磁気に反応しない性質を持っていてなので、MRI検査には影響ないと考えてください。


ご存じの通り、インプラント治療は普通は保険適用外で、全て自己負担ですが、医療費控除の対象なので、ぜひ受けましょう。


手間はかかりますが、年一回の確定申告によってすでに収めた税金を取り戻す申告をします。


確定申告をするときの注意点として歯科医を利用したときに必ずもらう領収書が医療費の支払い証明になるので絶対再発行されないと肝に銘じておき、他の医療費とともに、1年分をもれなく保管してください。


インプラントとクラウンの決定的な相違は、歯根が自分のものであるかどうかです。


虫歯などが原因で、大きく歯を削った場合でも、歯根部を支えとして残すことができれば上からすっぽりとクラウンという義歯をはめられます。


これに対し、抜歯した後は、もし、入れ歯を採用しない場合、失った歯根を補うため、人工歯根を埋入するインプラント治療を選ぶこともできます。