花歩る木

山と旅がすきです

映画「百日紅」

2015-05-16 19:56:08 | 映画 演劇

5月11日 映画「百日紅」を見てきました。

      
      杉浦日向子の同名漫画を、原恵監督がアニメーション
      映画化した人間ドラマです。
      
      葛飾北斎の娘・お栄が主役で、杏がアニメ映画の声優に
      初挑戦しました。

      

          庶民から愛された浮世絵師 葛飾北斎の三女・お栄も
     スバラシイ腕前の浮世絵師だったそうです。
     画号の応為(おうい)と言う名の由来は、北斎が「おーい、おーい」と
     呼んでいたので、そのまま画号になったそうです。
     
     江戸に生きる人々をたんたんと描いて、ストーリーに特別な
     盛り上がりはなく、お栄が杏さんそのものの様なキャラクターに
     重なって、身近に感じられました。

     江戸の風景が美しく、とくに川と橋が素晴らしかったです。
     江戸好き、杉浦日向子さんフアンには、
     魅力があったんじゃないでしょうか?

      真ん中の獅子は北斎、周りの花は娘の合作
      真ん中の獅子は北斎、周囲の花は応為 の合作

      北斎と応為は、片付けができなくて、部屋が散らかったら
      引っ越しを繰り返していたそうです。
      その為北斎は生涯で90回以上引っ越しを経験しているとか。

      応為は、父の北斎を看取った後、家出をして消息不明と
      なってしまったそうで、そのためか現存する作品は
      10点余りと少ないのだそうです。
   
     



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