goo blog サービス終了のお知らせ 

花歩る木

山と旅がすきです

「新北斎展」 森アーツセンターギャラリー

2019-02-15 12:03:35 | 美術館

2019年2月11日 「新北斎展」を森アーツセンターギャラリーで見てきました。~3/24まで

      北斎は、アメリカの雑誌「ライフ」で「この100年でもっとも重要な功績を残した
      世界の人物100人」に選ばれた唯一の日本人アーティスト。
      その作品は、版画、肉筆画そして版本など多岐にわたっています。

           永田生慈と言う島根県出身の北斎研究者が、2000件を超えるコレクションを
      2007年に島根県に寄贈されました。この会場にも「島根県立美術館所蔵」が
      多かったですが、時期を同じくして(2/8~3/4  3/6~3/25)北斎展が「島根
      美術館」でも行われています。
     
      北斎は、画号を生涯で30回以上変えたそうです。が、それを6つにわけて
      展示してあります。

       
      春朗期(20~35歳頃)デビュー作           《鍾馗図》 肉筆画
      
      完成図   ここだけは写真OKでした。46~50歳ころ
          
      建築にも関心のあった北斎の作図と(上)完成図

          
      ご存じ 《神奈川沖浪裏》 70~75歳頃
      浪に揺れている小舟は、「押送船」で、船着き場には水深が浅くてつけられず、
      沖に停泊している船から魚を魚市場に運んだ舟…だそうで、気が付きませんでした。

   
   「円窓の美人図」  46歳          ミュージアム・レストランの「赤富士カレー」
                            下地はホワイトカレーを使っていますが、味は今一。

          
      美術館52階からの眺め     ⇈ 国立競技場が完成に向かっています。

       北斎は、画のこと以外はまるで駄目な変人だったそうで、掃除はしないから
      ゴミ屋敷化し、生涯で93回も引っ越ししたそうです。絵に夢中で、三食店屋物。
      数え90歳での死の床で「あと5年生きたら真の絵師になれるのに」 と、言った
      そうです。       オランダのゴッホやフランスのモネにもまねされたましたよね。
      何しろすごい人でした。
     
     休日とはいえ、観客数の多さに驚き!待ち時間も合計1時間ぐらいだったかな?
      



最新の画像もっと見る