花歩る木

山と旅がすきです

東京国立博物館・「トーハクでアートを体感!」

2017-08-06 16:15:29 | 美術館

8月1日 午後 東京博物館で夏休みの企画「親と子のギャラリー」を見に行きました。
      今年は、「屏風とあそぶ」という子供だけでなく、大人にも 興味のある
      素敵な企画でした。
     
      長谷川等伯の「松林図屏風」と尾形光琳の「群鶴図屏風」の作品を

      複製と映像のインスタレーションで体験するのです。

      高精細画像(こうせいさいがぞう)による複製を使い、ケースなしで向き合えるのです。
      その上に、インスタレーションが重なって、名画の世界が広がっていく新しいアート
      体験ができました。

      第1会場  松林であそぶ                松林図屏風


         
       映像6分、休み4分    そろそろはじまりますよ
       
       遠くに見える雪山。鳥たちが飛びかって海の音まで聞こえました。

       第2会場  鶴とあそぶ                      群鶴図屏風 

       
       「群鶴図屏風」江戸時代・17~18世紀作  本物はアメリカ・フリーア美術館蔵 

       尾形光琳作  フリーア美術館は、アメリカ・ワシントンDCにある、全米でも
      屈指の優れた
東洋美術のコレクションを持つ美術館ですが、その所蔵作品は
      チャールズ・ラング・フリーア(デトロイトの実業家)の遺言により
      同館以外の展示を禁じられているそうです。
      そこで、高精細複製の形で日本に里帰りできました。

       
        インスタレーションの画面では、「近づいて鶴をビックリさせ」てもいいのです。
        「人の数だけ鶴がまいおり」る・・・と、言ってますよ。

       18室では、屏風が沢山見られます。

       
       
       
       「柳蔭」横山大観
      
       見る角度によって、見え方、全体の表情が違って見えます。
       「正面から」 「左から」 「右から」   見るように、足形が描いてあります。

       写真は、ほとんどOKです。