3月13日 南青梅丘陵を歩いてきました。
農林水産振興財団の行事 に参加しました。
「早春の南青梅丘陵 ~関八州の大展望~」
青梅駅から、多摩川畔の公園まで歩いて全員集合。35名に係りのボランティアが5名。
行事の趣旨、山の注意、体操、班分けなどのあと 歩き始めました。
西多摩地域の林業は、最高級杉材の京都北山、奈良吉野と並んで、
「小丸太の青梅」と呼ばれ、国内でも林業が盛んなところだったのだそうです。
今、花粉がまっさかりですが、杉林の中の「純粋な花粉」は全く問題はなくて、
これが都心に飛んでいって排気ガスと混じると「悪さをする花粉」
になるのだという話をされました。だから免疫を作るためにも、
杉林の中で大きい深呼吸をしてきました。
雪で倒れた木が沢山あった。 さあ、山道に入ります。
3000坪に3000本のヒノキを植えて、樹齢40年で2000本に減らし、
その後1000本に整えて、1人前の木に育てるそうです。
木は競争しながら、上に上に、真っ直ぐ伸びるそうです。
成人するには、人間は20年ですが
ヒノキは80年、杉は60年とか。
ざくざくぐちゃぐちゃの道でした。マウンテンバイクのお兄さんがピースしてくれた。
「水と緑と梅の道」と言うだけあって、この日は べちゃべちゃ水っぽい、
花はまだないから緑だけ、最後に里に下りて梅がある/// 道でした。
最高峰(414m)の赤ぼっこからの眺め。
関八州は無理でしたが、多摩、丹沢の山が見えました。ここで
『森林は眺望を生み、眺望は人を養う』
という、崇高な言葉を教えてもらいました。
帰りは日の出町との境の山道を通りましたが
モミの木の多いところで、日本の7割の卒塔婆を
作っているそうです。
諏訪の御柱祭りに使われるのもモミですね。
13日朝NHKテレビで吉野梅郷の紹介がありました。
山道を11キロ歩いて、3時に梅の公園につきました。
ハイキングはここで解散しました。
紅梅苑の枝垂れ梅
日経の「梅の名所ランキング」で1位だった吉野梅郷ですから
好天気の土曜日はさすがに賑わっていました。