花歩る木

山と旅がすきです

八ヶ岳南麓

2009-09-14 20:44:28 | 

9月10,11,12日 八ヶ岳南麓で秋を楽しんできました。

山の友達が山仲間を7人 山荘に招待してくれました。オーナー夫婦を入れて9人。そんな大勢で寝るところあるの? 食器は足りるの? 誰がお料理するの? …心配しましたが・・・全然問題なく 優雅で、リッチで、くつろげた3日間でした。
     
9月10日    中央道の長坂を下りて 近くのスーパーで全員集合。
まず、三分一湧水へ行くのに、黄金色の田圃みちを遠回りして甲斐の山々を眺望した。右に富士山、左に八ヶ岳。これほど山を見るのに地の利を得たところもめずらしい。大気が冷えてきて、白露の空が透き通り 山山が浮き上がって見えた。


     そば畑の向こうに午後の富士山


     コスモスが真っ盛り 八ヶ岳が近い

三分一湧水は八ヶ岳の雪解け水が伏流水となり 長い年月をかけ麓に湧き出した泉で、水温は年間10度前後 「日本の名水100選」に選ばれている。
信玄が 農業用水を三つの村に配分するシステムを生み出し、争いを治めたという
伝説がのこっているそうだ。                   


  三分一湧水 (写真の)右 左 上に別れて流れていく
この夜の食事は豪華。主菜は蒸し料理(キャベツ、アスパラガス、モロッコいんげんニンジンなどの野菜。エビ、ホタテ、豚、牛などをポン酢、ごまだれで)
ジャーマンポテト(ジャガイモ、玉ねぎ、ベーコンをいためて卵をかける。味?何だろ)  キャベツの煮物(キャベツを1個 8等分ぐらいにして、その真ん中に豚ひき肉と玉ねぎみじんをよくいためて塩コショウ+カレー粉であじつけしたのを乗せる。水と固形スープを入れて40分ほど煮る。  「これはお勧めだから作ってみてね~」とカリスマミセスの弁。                           

                 山荘の1コーナー
 9月11日    朝のさんぽは女取湧水へ、信玄の棒道(ぼうみち)をあるいた。棒道は、信玄が開発したとされる軍用道路で 荒野にまっすぐ一本の棒のように存在していたので、そうよばれるようになった



女取湧水
も「名水100選」で水を汲みに来る人が沢山いた。



朝食の後 歩いて(15分くらい)平山郁夫シルクロード美術館へ行ってきた。
ここは、昨年リニューアルオープンして、ガンダーラの仏像が多かった。
館長は平山美知子さん。




   美術館の前      と       後のラクダ公園

歩いて、食べて、しゃべって、笑って・・・非日常の幸せな三日間でした。
八ヶ岳の自然の大きさ、豊かさ、美しさは今更ながらDiscover Japanでした。

おまけ   台所のシンクの磨き方。ラップを丸めて、クリームクレンザーで磨く。
       なべ底の磨き方。    アルミホイルを丸めてクレンザーで磨く。
            カリスマミセスに教えてもらいました。