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京の一枚

京都 紅葉100シリーズ  法然上人の法然院 NO.79


今日は哲学の道を ゆっくりと散歩しながら法然院へ、入口は2ヶ所有ります。


入り口を登ると木々が彩を見せてくれます。


法然院はそんなに広くはありませんが、とても綺麗なところです門の枠内に人が立てば、影絵のようになります。


法然院の境内に入ってすぐのところに、白い砂が盛られているところがあります。


これは、白砂壇(びゃくさだん)といいます。


哲学の道周辺には銀閣寺をはじめ、いろんなお寺があるので紅葉散策にぶらぶらしてみるといいと思います。








善気山 法然院 萬無教寺




鎌倉時代の初め、専修念佛の元祖法然房源空上人は、鹿ヶ谷の草庵で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えられた。


1206年(建永元)12月、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、院の女房松虫・鈴虫が安楽・住蓮を慕って出家し上皇の逆鱗に触れるという事件が生じ、法然上人は讃岐国へ流罪、安楽・住蓮は死罪となり、その後草庵は久しく荒廃することとなった。


江戸時代初期の1680年(延宝8)、知恩院第三十八世萬無和尚は、元祖法然上人ゆかりの地に念佛道場を建立することを発願し、弟子の忍澂和尚によって、現在の伽藍の基礎が築かれた。




浄土宗内の独立した一本山であったが、1953年(昭和28)に浄土宗より独立し、単立宗教法人となり現在に至っている。





通常伽藍内は非公開であるが、毎年、4月1日から7日までと11月1日から7日までの年2回、伽藍内部の一般公開を行っている。






法然上人




われらが往生[極楽に生まれること]は、ゆめゆめ、わが身のよしあしきにはより候まじ[自身の善悪には関係がない]。


ひとえに佛の御ちからばかりにて候べきなり。




罪の軽重をいわず[自身の罪の軽重に関係なく]、ただ念佛だにも[念佛さえ]申せば往生するなり、別の様なし。




往生は一定と思えば一定なり、不定と思えば不定なり。




[極楽往生は、可能であると思えば可能であり、不可能であると思えば不可能である。]


問:酒飲むは、罪にて候か。

法然上人の答:まことには飲むべくもなけれども、この世の習い。








▼電車の場合


阪急四条河原町駅より


市バス32系統銀閣寺前行 南田町下車 山に向かって徒歩5分


JR京都駅・京阪三条駅より 市バス5系統岩倉行 浄土寺下車 山に向かって徒歩10分




▼京阪出町柳駅より


市バス錦林車庫行 浄土寺下車 山に向かって疏水を渡り徒歩10分




▼入山料:無料(伽藍内特別公開の期間中、伽藍内の拝観は有料となります。)




▼〒606-8422 


京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地


TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083


▼詳しくは:http://www.honen-in.jp/




※写真は全て過去のものです。





























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