はじまりは江戸時代初期、木材、薪炭など丹波地方の産物を京の都へ送るために産業水路として、角倉了以が開いたもので、約400年もの歴史があります。
角倉了以(1554-1614)は大堰川、富士川、天竜川、高瀬川、など多くの河川の開発工事を行った町衆。
中でも京都と伏見を結ぶ高瀬川を掘ったことは有名。
多くの事業にたずさわり、朱印による海外貿易もおこなった人物。
渡月橋より上流へ約1キロの山の中腹にある大悲閣(千光院)は、了以が保津川の工事で犠牲になった人々の霊を弔うため創建した寺で、晩年をここで過ごした。
今は了以の木像が保津川を見守っている。
保津川下りは、亀岡から京都の嵐山までの約16キロメートルの渓流を下る舟下りです。
今は了以の木像が保津川を見守っている。
保津川下りは、亀岡から京都の嵐山までの約16キロメートルの渓流を下る舟下りです。
熟練した船頭が棹、舵、櫂で操り、岩の間をすり抜けてゆきます。
通常は船頭は3人ですが、風、水量によっては、4人または5人で操ることもあります。
のんびりと走るトロッコ列車の眺めも、また船に乗っての保津峡の眺めも言葉にできないほどです。
山と渓谷、四季に彩られた25分間の旅。
■期間:3月10日~11月30日 期間:12月1日~3月9日
■乗車券のご購入はJR西日本「みどりの窓口」/旅行代理店で
■阪急「嵐山」駅~トロッコ「嵐山」駅間の移動は、徒歩では遠いです。
移動するならバスが便利です。
例) 市バス28「阪急電車嵐山駅」→「野の宮」(3つめのバス停)…徒歩…トロッコ嵐山駅)
■「トロッコ亀岡」駅~「トロッコ嵐山」駅間は約20分、
■「トロッコ亀岡」駅~終点「トロッコ嵯峨」駅間は約25分です。
■トロッコ列車 大人:880円、小人:440円(片道)
■詳しくは:http://www.saganokanko.co.jp/index.html
■保津川下り
大人1人 6,000円
小人1人(4歳~小学生) 4.500円
■詳しくは:http://www.hozugawakudari.jp/
※写真は全て過去のものです。