女性のいのちともいうべき髪に彩りと華やぎを与えてくれる櫛に感謝するお祭り。
「久志(くし)塚」前にて使い古した櫛や折れた櫛に感謝し、供養します(供養したい櫛は当日安井金比羅宮受付まで)。
「久志(くし)塚」前にて使い古した櫛や折れた櫛に感謝し、供養します(供養したい櫛は当日安井金比羅宮受付まで)。
「元禄島田」や「耳かくし」など古代から現代までの45の髪型と衣装を装った女性が祇園界隈を練り歩く時代風俗行列があります。
午後1時より塚の前で祭典が執り行われ、皆様から寄せられた櫛を塚内へ納め、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納されます。
午後1時より塚の前で祭典が執り行われ、皆様から寄せられた櫛を塚内へ納め、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納されます。
2時頃より、伝統の髪型と風俗衣装の解説の後、時代風俗行列が神社周辺祇園界隈を練り歩きます。
古墳時代から現代の舞妓の髪型まで、伝統の髪型は全て地髪で結い上げられ、大変習熟した結髪の技術を要します。
毎年京都美容文化クラブの皆様ご奉仕により伝統の髪型が現代に再現されています。
毎年京都美容文化クラブの皆様ご奉仕により伝統の髪型が現代に再現されています。
日本髪の美しさと結髪技術のすばらしさ、京都らしい町並みの祇園界隈を進む時代絵巻をぜひご覧下さい。
久志塚
櫛供養のために築かれた塚
境内北側にある、美しく髪を整える櫛への感謝を表すための塚。
毎年9月の第4月曜日に開催される櫛まつりの際には、この塚に使い古した櫛やかんざしが奉納される。
また、1979年には、櫛まつりへの貢献を讃えて塚の隣に吉川観方の像が建てられた。
縁切り縁結び碑
縁にまつわる願いを叶える碑
高さ1.5m、幅3mもある絵馬型の巨石。
中央には穴があり、この穴をくぐると縁にまつわる願いが叶うとされている。
祈願方法は、まず本殿に参拝し、形代(100円)に願いごとを書く。
次に形代を持って、願いごとを念じながら中央の穴を表から裏へくぐり、同様に裏から表へとくぐる。
最後に碑の好きなところに形代を貼りつける。
■場 所: 安井金比羅宮
■期 間: 2024年9月23日(月・祝)
■時 間: 櫛供養:13時~、
時代風俗行列(雨天中止):14時頃~
■アクセス: JR「京都駅」から 市バス206「東山安井」
■お問合せ: 075-561-2277(ミナミ美容室内櫛祭実行委員会)
075-561-5127(安井金比羅宮)
■詳細ページ:http://www.yasui-konpiragu.or.jp/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。