先週末、久々に阿部Q書店に立ち寄ってみた。特に本を探していたわけではなく、何気に面白そうな本はないかな…と。
店内1階から2階へと、じっくりと見て回り、さて目の保養にもなったし、そろそろ帰ろうと最後に店先に並べられてある書棚を眺め、この本を発見してしまった。
パラパラと捲ってみれば、ほとんどのページに鉛筆で傍線が引かれている。しかも隅から隅まで一面に引かれているページもある。「これじゃ線を引く意味ないじゃん」と、ひとりツッコミをつぶやいてみる。
お店番のお母さんに価格を尋ねれば、「あぁ…200円だの」との返事。早速買い求めて帰宅後、大相撲の取り組みに気を取られながらも消しゴムを握った。赤鉛筆やボールペン書きだったら、きっと買わなかったね。
内容は、明治以降から戦後までの鶴岡の政治・経済が詳しく公正に書かれていると感じた。面白い
『物語しんかい』の発刊前に読んでおけばよかったと思ってしまったのも事実。
『鶴岡百年小史』 B6、本文P240、索引P10
◯著者:斎藤正一 ◯発行:1971年(昭和46) 12月25日 ◯発行者:鶴岡百年の人物刊行会 ◯発行元:エビスヤ書店 ◯印刷:鶴岡印刷株式会社
◯鶴岡百年の人物刊行会
会長 犬塚又太郎
副会長 戸川 安章
委員 平田 貢
同 大瀬 欽哉
同 斎藤 正一
同 佐藤 誠朗
同 大川 義一
同 八幡加治雄
同 日向 文吾