ラーメン名門守山店@守山市吉身:こってりスタミナスープ特製ラーメン&焼きめし

毎年のことだが、五月と六月は本来休みの日に仕事が食い込むことが多くなり、休日の麺遊びを楽しみに行く機会が少なくなりがちになる。
が、この日は幸い、ちゃんとした休み。そこでこの機会に、最近野洲?(守山?)にオープンしたという「其先」に向かうことにしたのだが…。
ここしばらくラーメンそのものが久しぶりこともあって、道中で何だか急に名門のこってりが無性に食べたくなり、突如、行先をこちらへ変更することにした。
このお店、こってりスタミナ・さっぱり味噌・あっさり醤油と三つのスープがあるが、ワタシはココに来れば専らこってりスタミナ一択。更に、完全タレヌキで、麺カタメで注文する。同行者はタレヌキではない「普通の」こってりスタミナを注文。さらに焼きめしを追加。
カンゼンタレヌキで注文するのは、テーブルにラーメンのタレが置いてあるから。まずは鶏モミジを中心に豚の脂を加えて強火に煮込み撹拌させながら作られる独特の出汁そのものを味わい、やがてタレをポタポタと少しづつ落し込みながらデフォルトのタレ加減とはかなり薄めの、ちょうど自分好みの味付けのところにチューニングしながら味わうのがタマラナイのだ。
出来上がってきた完全タレヌキ仕様は、ご覧の通りスープの色が非常に白い。奥に見えるのが同行者注文の普通仕様。色合いもさることながら、塩気&醤油気が全く違う。というか、カンゼンタレヌキには塩気&醤油気がそもそも、無い。この、ある意味「味がしない」ところから食べ始め、徐々にタレを加えて行き、好みのチューニングに仕立てるのだイヒヒ。
麺は相変わらずナカキン製麺所の低加水ストレート細麺。カタメ指定しないとけっこうヤワクタで出てくることが多い。けれど、このスープにはやはりこの麺なのかもしれない。なにかちょっと違う麺で味わってみたくなると思ったことは、そういえば一度もない。
そして、焼きめし。何がどう、ということはないが炒め具合、具材のバランス、味付とも絶妙。尤も、ココ「味の名門」の牛めしや辛口の唐揚げも魅力的な「記憶の味」なのだが…。
中盤以降、醤油ダレを適度に加えたところに、さらに「からしみそ」で味変させ、更にウマイを楽しむ。今でこそ、滋賀に鶏白湯スープのラーメン店は数あまたあるが、名門の味は、やはり名門ならではだ。今日も食べに来ることが出来て、ヨカッタ。

味の名門 守山店ラーメン / 守山駅
昼総合点★★★★ 4.5

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