夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

いすみ市トンボの沼のコハクチョウ

2009年12月10日 20時21分27秒 |  岬な日々


今朝のコハクチョウの日記の続きですが、まだ日没まではちょっと時間がある夕方にトンボの沼に参りましたら、10羽とも戻っておりました。
昨夜はどこかで一夜を過ごして、そのまま餌場に行ったみたいですね。
トンボの沼で会った方のお話では、餌場で非常に近くを車が通ったので、いっせいに飛び立って、トンボの沼に帰ってきたそうです。
昨夜といい、今日といい、コハクチョウとしてはストレスを感じる環境になったと思っているのでしょうね。

あげくに今日も、コハクチョウのいるすぐそばでストロボをバンバン焚いている人がいました。コハクチョウは首を立てて警戒しておりましたが、カメラマンはまったく気にしていない様子でした。心ないことはやめましょうね。

本来は、珍しい鳥だと、いる場所もぼかして特定できないような書き方をします。
ただ、トンボの沼のコハクチョウに関してはすでによく知られていますので、あえて場所も書いています。

本来はいつでもそうしたいのですね。でもそうすることによって鳥たちがストレスを感じることが多すぎるので敢えてぼかした表現しかできないのです。
写真だけでなく、見るのでも、あまりに近くに行ったり、大声を出したり、ストロボを焚いたりっていうのは絶対にやめてほしいです。
市原の市民の森ではサンコウチョウがやはりストロボを焚いて写真を撮っている人に驚いて育児を放棄してしまいました。悲しいですね。そして怒りを感じます。

今年のコハクチョウの動きはちょっと変わっています。
例年ですと、すぐにトンボの沼に来るのが、今年は、トンボの沼に来て、すぐに岬ダムやその他に留まっていました。たぶん工事のことが影響しているのだと思います。
今朝の日記にも書きましたけど、ほんとうはいすみ市役所も、トンボの沼の排水工事を日時を延ばしても、コハクチョウのいない時間帯だけに限定してほしいのですね。日の出過ぎから、日没前まで、、、
でも、それは難しいのでしょうね。


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