夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

不甲斐ない子を持つ親は

2015年02月17日 00時01分33秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


チビ散歩に出ました。
坂の途中でいつもの猫に会いました。
この子はそれほどでもないけど、いつも一緒にいる黒猫はかなり攻撃的。
チビ太は一度、体当たりを食っています。
まあ、その時も、本気での攻撃と言うわけではなかったようで、爪を立てるほどのことはなかったみたいですけど、、、

この子を見つけたチビ太。
すっと立ち止まって、じっとこの子を見ておりました。
そして、2,3歩するすると進み出しました。
この子は、それをじっと見ていて、威嚇の姿勢をとりました。



チビ太は、ちょっと立ち止まって、、、、、
一瞬で飛んでいくかと思いきや、
道の反対側を私の陰に隠れて歩き始めました。
猟犬のくせに、何と不甲斐ない!
尻尾をたらさなかったことだけは良しとしましょう。

相手も最初から、本格的な攻撃をくわえる意図はなかったような、
トップの写真も、威嚇の姿勢も、切羽詰まった緊迫感はなかったですから。
チビ太が来たから、舐められちゃいけないから、ちょっと脅しておこうなんてのがありあり。
チビ太も、それを分かって、まあなんとかやりすごそうって感じなのでしょう。
でもこの、妙な大人の関係、親としてはなんとも言いようがない、、、、


ところで、何かを見つけた時に立ち止まる、飼い主に教える行動をポイントと言いますけど、普通は、立ち止まっても、いつでも走りだせるように立ち姿勢ですよね。
ところが、この日の夕方はキョンに出会いました。
それと気がついたチビ太。そちらをじっと見たのはいいのですけど、いきなり後ろ脚を折って、お尻を降ろしてしまいました。
これではアタックできない。
これまた不甲斐ないチビ太の態度、、、、

穏やかな大人しい性格は、ずいぶん助かっているのは事実だけど、
でも、雄の柴犬としてはちょっと不甲斐なさ過ぎる。
どう躾ければいいのでしょうね~