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感染拡大のたびに「行動制限と自粛」はもうやめよ…現役医師が訴える「コロナ第7波」で本当にやるべきこと

2022-07-15 13:10:56 | Weblog
感染拡大のたびに「行動制限と自粛」はもうやめよ…現役医師が訴える「コロナ第7波」で本当にやるべきこと
>ただ構造上、発熱者外来を設置できるにもかかわらず発熱者の受け入れを行っていない診療所や、実際に発熱者を診療しているにもかかわらず、その事実を公表せず、対象者をかかりつけ患者に限定するなど、地域医療の担い手としての役割を十分に果たしているとは言えない診療所が存在しているという残念な話も聞こえてくる。今回のような急激な感染者増に対応するためには、これらの診療所にも一肌脱いでいただく必要もあるだろう。

>いかに重症者や重症化しそうな人を早期に洗い出すかを最優先に考えるべきとの観点から、無症状者に検査のリソースや労力を割くことはやめて、まず有症状者、なかでも高齢者や基礎疾患のある人などに遺漏なく、そして遅滞なく検査を行うことを第一とすべきであろう。

>検査には抗原検査とPCR検査がある。両者には一長一短あり、ザックリ言うと、抗原検査は偽陰性という見逃しがあるものの診察室でリアルタイムで結果が出る。一方で、PCRは抗原検査より見逃しは低いものの、結果が出るまで時間を要する。今回のような感染者急増局面では、両者をいかに賢く無駄なく使い分けるかが重要だ。

>一日も早く、コロナ上陸以前の“まっとうな診療スタイル”に戻すことは言うまでもないが、感染力が非常に強いウイルスを扱わざるを得ない現況を今すぐ変えられるものでないことを鑑みれば、1カ所でも多くの診療所が、発熱者や有症状者の診療に参加できるよう、行政がより積極的に対策を打つことが重要だと考える。

>感染急拡大局面の今、この感染拡大を止めるために重要なのは、無症状者を含めた全国一律の行動制限ではなく、有症状者をいかに休ませるかに尽きる。そして有症状者に対していかに迅速かつ遺漏なく早期診断・早期治療を行うことで重症者の増加を防ぐか、これこそが医療崩壊を回避し、ひいては市民の命を守ることにつながると言えるだろう。

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