ブログの練習

思ったことをダラダラ書いてるだけです

異例の「そごう・西武労組」ストはどれくらいの意味があったか 業界からは「振り上げた拳を降ろすタイミングを失った」

2023-09-01 13:36:39 | Weblog
異例の「そごう・西武労組」ストはどれくらいの意味があったか 業界からは「振り上げた拳を降ろすタイミングを失った」
>そごう・西武は4期連続で赤字を続け、有利子負債を3000億円も抱えているため、単体では存続できない状態です。あの大塚家具も5期連続の赤字でヤマダ電機に吸収されましたが、そごう・西武はそれ以前にも赤字を繰り返し出していましたし、過去にそごうは経営破綻もしていますからね。労組は店舗の存続と雇用維持、つまり現状維持を求めていましたが、どう考えても難しい話でした

>株式譲渡を止めるという点ではストは意味がありませんでした。遅すぎましたね。労組側は、セブン&アイの株主となっている社員や元社員を動員して、今年2月にセブン&アイに対して株式譲渡を差し止める仮処分を申し立てたり、3月にはセブン&アイの取締役全員に損害賠償を求めて株主代表訴訟を提起するなど、次々と法的措置を講じました。強面のアクティビスト顔負けの妙な場外乱闘に持ち込むより、この頃に労働者の権利として堂々と伝家の宝刀を盾に交渉したほうが良かったかもしれません

>百貨店のような小売業には、代わりの百貨店がある。池袋で西武が閉まっているのなら西口の東武百貨店に行っても高級ブランド品は買えるし、電車に5分ほど乗って新宿に出れば、伊勢丹、高島屋、小田急、京王と百貨店はいくらでもあるわけです。これではかえって競合の百貨店が潤うだけで、ストをやればやるほど自分たちの職場が危うくなる。

>百貨店はかつては小売りの王様であり、庶民にとっても憧れの存在だった。ところが、この20~30年で小売業界は大きく変わりました。ユニクロやニトリなど製造小売りと呼ばれるアパレルや家具の専門店が台頭し、さらに買い物はネットにシフトしました。このような地殻変動で、顧客基盤をもっとも浸食されたのが百貨店でしょう。それでも、この業界の特に古株の社員の意識は変わっていません。ヨドバシ出店にあれだけ反対したのも、彼らを明らかに見下していたように感じます。池袋駅の一等地に家電量販店は相応しくないという声もありましたが、そんな一等地の好条件を活かせなかったのが西武池袋本店だったということです。

コメント    この記事についてブログを書く
« 池袋西武がストライキ突入!全... | トップ | 「買い物ができず不便」は的... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事