29Dec2016
すべてをぶち壊すことになる稲田朋美防衛大臣の靖国神社参拝
今朝7時半ごろのNHKのニュースを聞いてリアルタイムで書いている。
ハワイから安倍首相とともにきのう12月28日夜に帰国したばかりの稲田朋美防衛大臣が、きょう29日、靖国神社を参拝するというのだ。
私は、わが目と耳を疑った。
ウソではない。
確かに女性アナウンサーはそう語っていた。
まるで何事もないかのように淡々と原稿を読み上げるその女性アナウンサーの姿が、私のおどろきを一層大きくさせた。
日米和解を世界に発信したばかりだ。
つぎは中国、韓国との和解の番だ。
それにもかかわらず、太平洋戦争、大東亜戦争のA級戦犯が合祀されている靖国神社に、安倍内閣の現役防衛大臣である稲田朋美氏が、帰国後真っ先に靖国神社を参拝するという。
そんなことが本当にきょう行われるのか。
そうだとしたらすべてぶち壊しだ。
もはや安倍首相の真珠湾訪問の評価に頭を悩ます必要はなくなった。
大騒ぎになるだろう。
安倍首相は正月休暇どころではなくなる。
来年は安倍外交にとって、政権の命運をかけた試練の年となる。
そして、それはほかでもない、自分が招いた試練である。
いよいよ新党憲法9条の出番が来る(了)