教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「コロナは目の前に」感染の男性が危機感訴え 動画投稿し啓発も" を YouTube で見る

2020年05月03日 11時19分02秒 | デジタル・インターネット

https://youtu.be/0TWb71-ExkI

 

"「コロナは目の前に」感染の男性が危機感訴え 動画投稿し啓発も" を YouTube で見る"「コロナは目の前に」感染の男性が危機感訴え 動画投稿し啓発も

産経新聞2020年05月02日18時44分

 

「コロナは目の前に」感染の男性が危機感訴え 動画投稿し啓発も

 新型コロナウイルスに感染した東京都港区の男性(39)が産経新聞の取材に応じ、病状や入院、ホテルでの隔離生活について語った。感染に心当たりはなく、恐怖と不安に直面した毎日。身の回りでも感染者が現れ、自責の念にも駆られた。日常を取り戻し、痛感するのは「コロナは目の前にある」ということ。新規感染者が減少傾向にあり、気が緩みやすい大型連休の今こそ、危機感を高く持つべきだと話している。(森西勇太)

 

「まさか自分が」

 

 《先日PCR検査を受け陽性でした。ご迷惑をおかけして申し訳ない思いもあり、複雑です》

 

 男性が入院直前の4月7日、ユーチューブに投稿した約3分間の動画。感染判明に声を落としながらも、《(動画投稿は)僕にとっての禊(みそぎ)。症状を訴えていきたいと思うので、みなさんが何か感じるものがあったらうれしい》と発した。タイトルは「未知なるウイルスとの闘病生活をお伝えする」。この日から、自らの体験を語っている。

 

 さかのぼること3月28日、発端は寒けと38・6度の発熱だった。病院ではその日のうちに風邪と診断され、解熱剤など複数の薬を処方されたが、38度台の高熱が数日間続いた。4月1日、再び病院へ行くと、今度は扁桃(へんとう)炎と診断された。

 

 コロナ感染を疑った。医師からは「ここじゃ調べられない」「せめて渡航歴がないと」と説明を受けた。しかし帰宅後、感染者の嗅覚や味覚に異常が起きるとのニュースを見た。「まさか」と思いながら、家にあった納豆を嗅いだ。何もにおいがしない。電話で保健所とやり取りし、3日にPCR検査を受けた。2日後、陽性反応が出た。

 

 感染経路に心当たりはない。驚きと不安、経営する音楽事務所への影響。さまざまな思いが交錯した。

 

社員も陽性、罪悪感

 

 入院が決まると、防護服姿の保健所職員が自宅を訪れ、病院まで車で送られた。車内には別の感染者の姿もあったという。

 

 案内されたのは病院の個室。朝と夜に毎日検温を行うが、病室から一歩も出ることはない。

 

 影響は身の回りで広がった。音楽事務所が関係するイベントは軒並み中止に。この頃、仕事で接点があった社員の一人も感染が判明した。「申し訳ない」。罪悪感にさいなまれた。

 

 入院から約1週間が経過。症状が軽くなると、今後は都が用意したホテルへと移った。病院と異なり、外部からの差し入れを受け取ることができなくなった。感染対策として部屋のシーツなどの交換もなかった。「いつまでここで過ごすのか」。隔離生活はストレスの連続だった。

 

 弁当を受け取る際に見かけた他の感染者は日に日に増えていく。感染拡大の現状を間近で感じた。

 

「危機感を」動画で

 

 2回のPCR検査で陰性が確認され、帰宅できたのは19日。最初の悪寒や発熱から約3週間が過ぎていた。取り戻した日常に安堵(あんど)したが、再陽性への恐怖が消えることはない。

 

 ユーチューブへの投稿を今も続けるのは「感染拡大を止めるため、何かできることをやりたい」との思いから。「ふあんくん」との名前で当時の状況を語ったり、感染者に向け役立つ情報を発信したりしている。

 

 先行して緊急事態宣言が発令された大阪などでは、感染者数の減少傾向が伝えられる。だが男性は「とにかく意識を高めてほしい」と呼びかける。心当たりがなくても感染する。つらい療養生活は二度と経験したくない。友人、仕事、関係者。影響が及ぶのは自分だけはないからだ。

 

 改めて訴えるのは、ひとりひとりが危機感を持つことの意義。「コロナは目の前にある」。目に見えぬ脅威に直面した今、強く感じている。

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