教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

市議会議員に望むもの、蟷螂の斧・山内康一

2011年11月17日 11時49分10秒 | 国際・政治

2011年11月17日(水)

山内康一の「蟷螂(とうろう)の斧」

山内康一の「蟷螂(とうろう)の斧」

山内康一

みんなの党所属/衆議院議員
自民党から離党し、みんなの党に参加。

先日、みんなの党の政令市の市議会議員が一堂に会し、
みんなの党所属の国会議員との意見交換を行いました。

札幌市、さいたま市、川崎市、横浜市、神戸市、広島市、
福岡市の市議会議員が参加して開催されましたが、
参加した市議会議員は全員4月に初当選した新人でした。

その大半は、私が公募や面接のときから関わっており、
選挙応援に行った議員も多く、懐かしい顔があります。
立派に議員活動をしている様子を見て頼もしく思いました。

せっかく当選したのだから、良い仕事をしてほしいです。
自分の経験を踏まえて、以下の趣旨の発言をしました。

若造のくせにちょっとエラそうだったかなとも思いますが、
選挙で多少お手伝いしたから許してもらいましょう。

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1)政令市の市役所には、地元の秀才が集まっている。
  特に地方ほど優秀な人が、市役所で働く傾向がある。
  そういう優秀な市役所職員から政策の説明を受けると、
  ついつい簡単に納得してしまいそうになる。
  実際に市当局の追認機関になっている地方議会も多い。

2)しかし、ちょっと立ち止まって慎重に考えてほしい。
  チェック機能を果たし、より良い政策を提案するには、
  役所の説明を鵜呑みにせず、批判的に検討してほしい。
  もし「何となくおかしい」と違和感を覚えるようなら、
  もう一度いろんな角度から再検討してほしい。

3)何年か議員生活を送るうちに、仕事に慣れてきて、
  前例通りにやることに疑問を感じなくなる恐れがある。
  常に新人の時のフレッシュな感覚を忘れずにいてほしい。
  市民の感覚や新人の時の違和感を忘れないでほしい。

4)役所の担当者を呼びつけて怒鳴りつけるようなことは、
  品がないから絶対にやめてほしい。
  役所とは異なる視点から政策を提案し、問題点を指摘し、
  役所の担当者をうならせるような政策を出してほしい。

5)スーパーマンではないので、一人で何でもやろうとしない。
  特に政策立案にあたっては、役所の外の知恵を借りるべき。
  地元の大学の教授、NPO、シンクタンク、現場の専門家等
  様々な意見を聴き、役所に負けない政策を作ってほしい。

引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com

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