2012年2月24日アサヒコム『 関西大と連携協定を結んだ私立浪速中学校(大阪市住吉区)が保護者らに関西大進学が確実と説明していた問題で、関西大の全学部教授会は「虚偽の説明で信用を傷つけた」として、今年度末で連携解消を求める方針を決めた。教授会の意向を受け、理事会が27日に浪速中と協議する。 浪速中は連携協定を結んだ3年前に中高一貫の「関大コース」を新設。現在は中1、2年生の計96人が学ぶ。今春の入試では40人の定員に88人の応募があった。 教授会は大学に対し、在校生は年30人を上限に外部テストで一定の成績をとった生徒を受け入れ、その後は進学枠を廃止するよう要求。さらに第三者による調査委員会を設置し、協定を結んだ経緯について学長や理事長に報告するよう求めた。関西大広報部は「浪速中と内容を協議中で、コメントできない」としている。 』
私立浪速中学校側は、保護者に関西大学進学が確実と説明していた問題ですが、中高一貫の「関大コース」でどれくらい優先入学出来ると本当は説明したのでしょうか。少子化による18才人口の減少により受験生を確保しようと関西大学以外の高校と連携協定を結んだ私立大学にも今後このようないろいろな問題が、出て来るのではないかと思います。大学に入学してからの学力水準維持や高校との指定校推薦や推薦入学の今の制度は、これからの各私立大学の「大学運営の課題」になると思います。
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