毎日新聞 6月16日(土)20時32分配信 『東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の一部遺族は16日、震災当時の児童らの避難状況についての市教委の説明と校長(当時)の証言が異なるとして、市教委に質問書を提出した。市教委は「津波到達1分前に避難を開始した」と説明したが、遺族が入手した校長に対する市教委の聞き取り書(昨年3月16日付)は「校庭避難、引き渡し中に津波」「油断」などと記載。質問書は「子供たちが避難せず被災した事実を市教委は把握していた」とし、回答を求めた。【須藤唯哉】』
宮城県石巻市立大川小学校の場合、大地震と津波を想定した避難場所の確保や避難訓練もなされていなかったのも事実です。石巻市立教育委員会教育行政の最高責任者としての責任が問われます。東日本大震災の学校側の迅速な避難がなされなかったことが、石巻市立教育委員会の聞き取り書の「校庭避難、引き渡し中に津波」、「油断」などの記載中で明らかになったと言えます。
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