教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog 50歩100歩<本澤二郎の「日本の風景」(3734)

2020年07月04日 10時26分17秒 | 国際・政治
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50歩100歩<本澤二郎の「日本の風景」(3734)
2020/07/04 09:390
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50歩100歩<本澤二郎の「日本の風景」(3734)


<稲田検察にも谷底に突き落とされる日本人でいいのか>


 昨日は、梅雨空を背にして、北側の小さな庭の草取りを1時間ほどしていると、ふと昔の池田内閣官房長官を歴任した黒金泰美さんを思い出した。世田谷の広い砂利敷きの庭で、自らしゃがんで草取りをしていた姿だ。砂利の庭は格好はいいが、そこから伸びてくる雑草を抜き取ることは容易ではない。


 山形県米沢市の秀才は、旧制武蔵高から東京帝国大学法学部を卒業した。そうか宮澤喜一と同じコースだ。彼の晩年の悲願は、高校大学の後輩である宮澤を首相にすることだった。道理で彼は「宮澤はよく英語が口に出て、それで評判がよくなくて困りますよ。ホホホ」とよく笑い飛ばしていた。


 池田勇人に仕えた彼の宏池会の政治論は「国民の合意・コンセンサスを政策に反映させる、それが宏池会」というものだった。いまの岸田文雄は、池田大作の「民衆の味方」という路線を脱線・逆転させている公明党にやや似て、国粋主義の安倍晋三の日本会議・神社本庁・統一教会に服従して、国民を裏切っている。


 どうやら現下の裏切りの第一人者は、検事総長の稲田信夫か。数日前から法務検察監視人が、しきりに怒り狂って電話をしてきている。「稲田検察に期待してきた国民を、稲田も谷底に突き落とそうとしている。日本の民主政治は終わりだ」と嘆いている。


<黒川弘務・常習とばく人と変わらない不正義の法務検察>


 日本国民は、再び黒川弘務を排除したエネルギーを爆発させることが出来るだろうか。安倍参謀を自任する甘利など、安倍側近犯罪を次々とチャラにした法務検察機関員の悪党は、常習とばくで排除したが、その悪党を稲田検察は訓告処分で逃げた。


 最近は、安倍・菅・二階が擁立、経産相に起用した菅原一秀の、大掛かりな選挙違反事件まで、東京地検特捜部は不起訴にした。「稲田も黒川と同じ腐敗検事でしかない」と決めつけても、誰も反論できないだろう。


 徳洲会選挙違反事件を東京地検特捜部の副部長として処理した森本という現在の特捜部長の菅原不起訴について、元徳田虎雄特別顧問は「森本はいい加減な検事だ。徳洲会事件に関与したものの、逮捕したのは贈賄側のみ、収賄側を一人も逮捕しなかった。こんなやり方は、法治に反する。法の下の平等に反する。それでいて特捜部長に大出世。手抜き捜査の検事が出世する


日本の法務検察は、大阪地検特捜部の女部長もそうだった」と怒り心頭である。


 「稲田が逃げ出し、後釜に林昇格、林の後釜は第二の黒川だ」とも指摘した。


<自民党本部・安倍事務所・ニューオータニ家宅捜索=ヤメた稲田検察>


 広島県民のみならず、全国民が稲田検察に期待したことは、それは安倍―河井の1・5億円のことである。


 すなわち、自民党本部の金庫と4人の安倍事務所の家宅捜索である。人々は今か今かと固唾をのみながら、捜査の行方を見守っていたのだが。


 河井逮捕から半月も経つのに、検察はとうとう動かなかった。


 桜重大事件は、ホテルニューオータニの家宅捜索で証拠は山ほど集まる。分かっていても、検察は動かない。森友・佐川事件の捜査レベルということなのである。主権者を愚弄する法務検察を許せるか。


<安倍官邸と手打ちした法務検察=元の木阿弥>


 カジノ汚職事件もそうだった。雑魚一人逮捕したものの、それもいまは自由の身である。


 黒川弘務の訓告処分という場面で、稲田は官邸に屈していたことになる。稲田も黒川も同じ貉、50歩100歩であろう。


 国民は安倍に騙され続け、今度は正義のはずの法務検察にも騙されたことになる。国民のコンセンサスを無視する、森雅子と稲田の法務検察だった。


<欧米韓国の捜査当局がまぶしく見える時>


 半島の人たちと日本列島の人たちは、兄弟関係にあるという。政界はそのような政治地図になっているのだが、もし韓国レベルの検察であれば、安倍の監獄行きはA級戦犯の祖父・岸信介に倣うことになる。


 韓国がまずしく見えて仕方ない。韓国政治を勉強する時間が欲しいと思う。


<第二の700万Twitterが起きるのか>


 残された日本国民の課題は、黒川を排除した700万Twitterの再現であるのだが、もう一度、関係方面の決起に期待したい。


 コロナ恐慌で、世界的な政治経済社会の大変動が起きているさ中である。官民格差・男女格差・強姦やくざ社会を排除する好機でもあろう。まずは東京都民の、雨にも負けず風にも負けず、の明日の清き一票から突撃だ!


2020年7月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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