読売新聞 4月2日(月)19時34分配信 『名門音響機器メーカーとして知られた山水電気は2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。 負債総額は2億4765万円。「SANSUI」ブランドのステレオアンプなどを展開していたが、バブル崩壊による販売不振やデジタル化の波に乗り遅れ、音響機器製造は1999年頃に事実上、撤退していた。01年から香港の投資会社の支援を受け、音響機器修理などを手掛けていたが、投資会社が昨年5月に倒産し、資金調達のめどが立たなくなったという。 東証1部上場だが、従業員は現在5人だった。東京商工リサーチによると、上場企業の倒産は半導体大手エルピーダメモリに次いで今年2社目。 山水は44年、電圧の変換機器製造を目的に創業した。62年に発売したセパレート型ステレオがヒットし、84年の売上高は525億円だったが、99年には46億円に落ち込み、債務超過になっていた。 』
名門音響機器メーカー「SANSUI」ブランドのステレオアンプも過去の名器になってしまったと言えます。バブル崩壊による販売不振やデジタル化の影響と言われていますが、世界的な時代の流れと音響機器も新しい技術開発で、変化し行くと言うことです。
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