教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

高校奨学金の滞納159億円…原資不足の懸念も

2016年06月17日 20時48分14秒 | 受験・学校・学問
高校奨学金の滞納159億円…原資不足の懸念も
読売新聞 6月17日(金)17時1分配信
都道府県などが高校生らに貸与する高校奨学金の返済滞納総額(累計)が、2014年度末時点で約159億円に上ったことが読売新聞の調査でわかった。
高校では授業料無償化などの負担軽減策が取られているが、非正規雇用の拡大や長く続いた就職難で、奨学金を返済できない人が多いとみられる。都道府県に対する国の支援も14年度末で終了しており、奨学金に充てる資金の不足を懸念する声も出ている。
高校奨学金事業はかつて日本育英会(現・日本学生支援機構)が行っていたが、05年度、特殊法人改革で移管され、都道府県や財団法人などが運営している。
読売新聞が各都道府県の運営主体に14年度の貸与・滞納状況を取材したところ、同年度は全国で14万人に373億円(1人平均約26万円)を貸与していた。
同年度末時点の滞納総額(累計)は、159億3500万円。大阪府が60億5800万円で全体の38%を占め、続いて福岡県が13億3500万円、東京都で10億8100万円だった。』
奨学金を返済できない人が多教育問題は、日本の高校卒業した若い人たちの労働環境の厳しい現実の具現化です。
実体経済の景気が、本格的に回復し、所得格差が、是正され国民の生活が豊かにならないと解消出来ない問題です。

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