教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

イルカ化石、少年発見 クジラと同じ鬼怒川

2012年04月30日 16時39分39秒 | 受験・学校

2012年04月30日アサヒコム『3月に約1千万年前のクジラの化石がほぼ完全な形で見つかった宇都宮市下岡本町の鬼怒川で、今度はイルカの化石が生前の骨格をうかがわせる状態で見つかった。高校生が発見したもので、県立博物館は「海に流れ込んだ火山灰により周辺の生物が同時に死滅した可能性がある」と注目している。29日、見つけた高校生らが参加し、発掘調査が実施された。 同博物館によると、化石から推測されるイルカの大きさは1・5メートル~2メートル。一部が欠けているものの、頭や背、指、尾などの骨が生きている時とほぼ同じ配置で出土し、生前の骨格をうかがわせる状態という。 発見者は同市戸祭町の高校1年生浜田幸典さん(15)。クジラの化石が出土したことを知り、「ほかの海生哺乳類の化石も見つかるはず」と考え、春休みに川底を探すうち、イルカの椎骨(ついこつ)(背骨の一部)が埋まっているのを見つけた。浜田さんは、小学校の高学年の時に体験した化石採集教室がきっかけで化石好きとなり、進学先も地学部がある東京の私立海城中・高校(新宿区)を選んだ。 29日は、同博物館の呼びかけで同校の地学部員12人が発掘活動に参加。職員やボランティアらも合わせ計約30人で作業に取り組んだ。 その結果、浜田さんが見つけた個体のほかに、少なくともイルカとみられる4個体分の化石が見つかった。クジラの化石も含めて、すべて半径20メートル以内の狭い範囲に、同じ年代の哺乳類の化石が集中していることが分かった。 約1千万年前、現在の関東甲信越や東北地方は大部分が海だった。鬼怒川でもクジラやイルカの化石が見つかることは珍しくないというが、海に住む哺乳類は、死後ほかの魚に食い荒らされたり、水流で流されたりすることが多く、生きていた当時の姿勢が保たれた状態で発見されることはまれだという。 同じ年代の哺乳類の化石がほとんど同じ地点から発見されたことについて、同博物館の柏村勇二特別研究員は「化石が見つかった地層のすぐ下には分厚い火山灰の地層が確認されており、海に流れ込んだ火山灰により周辺の生物が同時に死滅した可能性が出てきた」と、今回の発見の意義を語る。 発掘された化石は、今後も浜田さんら同校地学部の生徒らが参加してクリーニング作業をし、来年夏にも同博物館などで展示したいとしている。』

3月に約1千万年前のクジラの化石がほぼ完全な形で見つかった宇都宮市下岡本町の鬼怒川で、今度は頭や背、指、尾などの骨が生きている時とほぼ同じ配置で出土し、生前の骨格をうかがわせる状態で宇都宮市祭町の高校1年生浜田幸典さんが発見したのはお手柄です。約一千年前のその当時地形や生物の生態情況も分かり、歴史学、考古学や地理学、生物学、地学の勉強と体験学習が出来たと思います。のでは有りませんか。私立海城高校の地学部の皆さんこれからも新しい化石の発見を目指して頑張って下さい。

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