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温泉へ

2007-02-11 22:48:49 | Weblog
修行を兼ねて、温泉へ。

朝の乗り物ではYと同じになったが、Hで分かれる。
天候調査で飛ぶかどうかと気をもませたが、なんとか飛んでくれました。
途中翼下に三宅島も綺麗に見える。


三宅島を過ぎると着陸体制に入り、結構横風が強いのか、揺れながら短い滑走路(2000mだそうです)の端から端まで使って着陸。なんと、滑走路でUターンして滑走路を少し戻ってから誘導路へ出て、ターミナルに着いた。

短い滑走路というと、韓国38度線近くの「ソクチョ」だったっけ?ソウルから飛んで着いたときを思い出しました。それよりは前後が海でひらけているので圧迫感は少なかった。あそこは思い出しても怖かった!

予約していたレンタカー屋に電話すると、ビルを出て左側に送迎の車が居るとのこと。同じ便でやってきた2組。自家用機で来た1組と一緒にレンタカー屋まで。このレンタカー屋、ガソリンスタンドもやっており、最後の給油は当然、自分の所?という便利なところ。mが見つけてくれたホームページに書いてあったレンタカー屋である。

軽自動車6時間(3時間を越えるので)で2500円。24時間3000円。(標準は24時間4700円と書いてあった)

さっそく八丈富士一周コースに望むも、道がわからず、八丈富士登山道へ。7合目の周遊道路を少し左に行くと牧場の展望台に着いた。



見晴らしはいいが、風が強い!
目の下には飛行場が、向かいは三原山。右端に逢坂橋(大坂橋、おおさかはし)が写っている。



この後、山を下って間違いながらも周遊道路に入る事ができた。あまり道の案内はよくありませんね。レンタカー屋でもらった地図とあとは勘で行くだけです。周遊道路はだいたい中央線のある二車線ですが、一部両側合わせて一車線の部分もありましたが、離合に困るような狭いところは無かった。

飛行場から見て真後ろに近いあたり、大越鼻灯台近くにはアロエ園があり、花が咲いていた。

飛行場近くに戻ると海岸べりはいつぞかの噴火で流れた溶岩からなる南原千畳岩海岸(なんばらせんじょういわ)になります。すごい風で、波が打ち上げていた。これじゃ、飛行機が止まってもしかたがないなと思わせるほどの風で、車の扉を開けるときに、あわやくバタンと開きそうになりびっくりした。

一軒、やってるかどうかわからないような店があり、2階がレストランになっていたので、遅めの食事。2階に上がっても客はおらず、奥に声をかけたらやっと板さんが出てきた。本日のお勧めを適当に定食にしてもらったが、刺身二品は美味しかった。1300円。

食後、坂上地区へ向かう。


その途中の大里地区(まだ坂下です)、丸い玉石を積んで石垣にしている地区がある。案内書によると、風除けに昔は多かったと書いてあったが、今回見たのはこの大里地区だけだった。写真を撮って出発するとすぐ先に「ふるさと村」があったが、そこはパス。ちなみに写真の右のほうに移っているのが、今回借りた軽自動車。久しぶりに軽を運転したが、うるさいですね! 防音ができてない?(石塀だけだったら、もっとまともな写真があるのだが、軽が入った写真がこれしかなかった。)そうそう、車のナンバーはすべて「品川」ナンバーです。あこがれの「品川」って、こんなところでも取れるんだ!

みはらしの湯
さて、目的の温泉です。若い連中のように飛んでばかりなんてできないので、キーワードは年寄りらしく「温泉」。案内書によると八丈島には坂上地区に三ヶ所、6つの温泉があるようだ。最初の目標は全部回ろうと思っていたけど・・・



とりあえず一番遠い東端の末吉地区にある「みはらしの湯」へ。ここは太平洋を見下ろす露天風呂が有名とあり、一つ選ぶとすればここに入ろうと思っていた。うわさにたがわず、すばらしい眺め。赤穂御崎温泉の呑海楼の露天風呂のように海が広がっている。赤穂岬と違うのは見えるのが水平線から空という大海原。これは瀬戸内海では望んで無理。お湯は結構塩ッ気があった。湯船は二つアリ、男女が日替わりか週代わりかで変わっているようだ。今回入った方より、もう一つ(今回女風呂になってた方)が、より眺めはよさそうな雰囲気だった。写真は休憩所からの眺めです。入浴料500円。

逢坂橋(大坂橋)


坂下地区から坂上地区に行くときに通って、すごい橋があるなと思ったら、これが逢坂橋(大坂橋)だった。帰り道パーキングに車を停めて見物。島一番の交通の難所に日露戦争戦勝記念でトンネルを掘り、長い年月をかけて道を拡張し、大きな橋で曲線を減らして直線状へ。通りやすい道になっていた。ここは夕日がきれいらしいが、そこまで居ることはできない。

正面に八丈富士、その左下の海岸べりが南原千畳岩海岸。左手には八丈小島がある。
右手、白い道がここに通じる道。そうそう、此処に来るまで富士の周遊道路にしろ、海岸べりを走っているものと思い込んでいたが、ほとんどの道は海岸から離れた高台を走っている。東西の富士山と三原山の間の飛行場があるあたりを除いて、断崖絶壁が多い?高台を走っている周遊道路から海岸べりの集落に降りていくようになっている。

と書くと順当に聞こえるが、本当は二番目の温泉として「ふれあいの湯」を考えていたのだが、見落として逢坂橋にきてしまった。案内が少なすぎる!? おまけに海岸から強い風が吹き上げてくる。

飛行機が心配になり早めにレンタカー屋へ。ガソリン代800円ほど。リッター170円とか。島は高い! 

飛行場の案内には「天候調査中」が出ていたが、チェックインするとき、カウンタの人が言うには、風は強いが安定しているから多分大丈夫でしょうとのこと。そうか!突風とか、風向きが不安定に変わるのが困るのですね。

その話どおり、みやげ物を買い物していると、すーっと迎えのジェットが降りてきた。滑走路の端っこでUターンしてターミナルにやってきた。やれやれ、これで本土に帰れそう!

心配することなく、もう一つ温泉に入るべきだったと思っても後の祭。

今度は飛行機の心配をしなくて良いときにもう一度来たいものだ。
ずいぶん南の島に行ったつもりだったが、思ったほどそんなに暖かくなかった。

調べてみると、室戸岬より南、足摺岬より北。大牟田あたりの緯度ですね。
小笠原とはちゃうよと怒られそうだ。