kakki'sだらだら日記

エアロビクスの事、競技の事も含め日々の出来事をダラダラと書いていきます。

思いがけない感動

2012-08-23 23:40:09 | 競技

(*'ー'*)どもっす

今年は室内にいる時間に降ってたので高みの見物でしたが、

今日は見事なまでに夕立にやられました。

キレイにびっしょりですよ。

こんなんならシャワー浴びずに帰っても良かった。

てなわけで、先日人吉で開催された大会に行った話は書きましたけど、
その大会ではエアロビックやダンスなどの演技だけじゃなくサーキット部門も行われているんです。

1曲が約10分くらいかな?あらかじめルーティンがあって、年明けくらいに
主催者からルーティン(毎年違う)が収められたDVDとテーマ曲の入ったCDが
各団体のコーチ宛てに送られて来るんです。

ちなみに今年は昨年急逝したホイットニーヒューストンを偲んで、彼女の曲が使われていました。

サーキットに関してはJAFのフライト部門は100人200人がいっぺんに踊るんですが、
この大会は各カテゴリーごとに10名くらいずつ前に並んでお客さん(と審判員)の方を向いた形で、
踊るんです。

演技とかがまだ難しい子とか、演技持ってる子でも、このルーティンは基礎練習にもなるし、
何より練習してきた事を人前で発表するっていう刺激がやっぱりイイんですよね。

で、当日頂いたパンフレットには、エントリーしている選手の名前の横に高3とか小2とか書いてある。
ちなみにうちのトリオさんの名前の横には「一般」と書いてあった(笑)。

「ふんふん、もぅあの子は中学生かぁ」なんて言いながら名前と年齢を何気に見てたら、
サーキットの名簿に見慣れない71とか73とか90!っていう数字。

そう、70代や90代の方がエントリーされてたんです!

そして実際見たけど、どなたが90歳か分からないし、そもそも70代にも見えない。

皆、しゃんと背筋が伸びて、元気にニコニコ踊ってらっしゃる。

その団体さんは人吉の隣に位置する球磨郡のとあるサークルの生徒さんだったようですが、
人吉・球磨地方にはいわゆるスポーツクラブがないにも関わらず、
たくさんのエアロビクスの団体さんがエントリーされてました。

都会でエアロビクスに触れるとしたら、それはスポーツクラブに行って、
プログラムが提供されてたから入ってみた・・・という方が多いと思うのですが、

田舎でエアロビクスを「しよう!」となるのは大変な勇気が必要だし、
まずエアロビクスみたいな事が地域住民に受け入れられる事自体、大変な事と思います。

運動=エアロビクスっていうのがね、まぁないもんね、普通のお年寄りの取っ掛かりとしては。
「エアロビクスってなんじゃいな?」的な。太極拳とかリズムダンスとかならイメージも湧くと思うけど。

それが70代!そして90代!

60代は若い方って感じ。

90代って言ったら日常生活で自分の足で歩くこともままならない方も多いのに、
踊るとかスゴイ。しかも覚えなきゃならんからね、振りを。

もちろん音楽の速さもゆったりとしてて、振り自体も非常にシンプルですけど、
十分過ぎるほどしっかりと動けていらっしゃって、ホント驚きました。

時折恥ずかしそうにポーズを決められてたりして、見ている側もほんわかしてくるね。
ほんわかって冷房ないから蒸し暑かった上にほんわか上乗せ・・・。

いや、もう微笑ましく応援させて頂きましたし、

普段スタジオインストラクターとしてエアロビクスを提供し、
競技スポーツとしてaerobicを指導する日常を送っていて、
この2つは別物というスタンスで考えていますが、

よりフィットネス=健康に近いエアロビクスの形を見せて頂いた感じがしました。

ん~刺激をもらったのは、こっちの方かも知れませぬ。