kakki'sだらだら日記

エアロビクスの事、競技の事も含め日々の出来事をダラダラと書いていきます。

真面目にぃ

2009-12-11 02:25:42 | レッスン
( ̄▽ ̄)ノどもっす

さて、エアロのレッスンを受けていらっしゃる方は、
カリオカについては十分ご存じの事と思います。

分かりにくく表現するとタラッタラとなるステップです。

元々はサンバのステップに似ている所から来ていますが、
トレーニング種目のひとつ”キャリオカステップ(腰切り)”が
エアロにも用いられるようになったわけですね。

ちなみに私はキャリオカと言います。


ま、どちらでも同じですがトミオカでない事は確かです。

キャリオカが苦手という人は少なくないですね。

まず、リズムの取り方。
1歩目の足の付き方のタイミングひとつでリズムの取り方が
微妙に変わってくるので、難しいですね。

1歩目をシングルカウントで取って2歩目からダブルカウントの
キャリオカに入るパターンもあれば、
1歩目からダブルカウントを用いる場合もあります。

その辺はその時の振付の仕方で変わってきますので、
イントラの動きと説明を注意深く良く見て頂ければと思います。

ボックスも同じで前に出るボックスと
後ろに下がるボックスなどありますしね。

キャリオカもボックスもいずれのパターンであれ、
ポイントは足をクロスする所にありますわね。

ここからはワタクシが初級クラスで最初に必ずお伝えしている事なのですが、
基礎的な事なので今日はちょっくらブログを借りて説明していきます。

なぜならば、初級系のレッスンできちんとレクチャーを受ける機会がない為に、
基本を知らずに上級系のレッスンに進んだ方が多くいらっしゃると
聞いたからです。

そんな「脱・感覚エアロ」を目指している方の為にね。

私は(オレは)楽しむだけで十分っす!
って方は、それはそれでいいっす。

さて、続きですが、
クロスする動きは股関節の”ターンアウト”が不十分だと、
分かっていても足が出ないとか、間に合わないとか、
ステップの幅が小さくなるなどあります。

ターンアウト(つま先と膝が外に向いた状態)と
パラレル(つま先と膝が正面を向いた状態)のふたつが、
きちんと出来ていないと動きが繋がりにくくなります。

どこでターンアウトなのか、どこでパラレルなのかを知って動く事は、
運動強度を高める為にも、ルーティンを攻略する為にも
とても大事です。

基本的にエアロのステップは終末(ステップの終わり)以外は
左右どちらかの足がターンアウトになると思って貰っていいと思います。

なぜならば、人体の構造として
股関節はターンアウトした状態がナチュラルなアライメントだからです。

赤ちゃんを思い出してもらえば分かりやすい。

物凄くガニ股でしょ。

エアロのステップにターンアウトが多いのは、
アライメントに沿った動きをする事で身体の負担を少なくする為です。

無意識にやっている事ですが、
実際は1レッスンの中で何度も何度も同じステップを踏みますから、
正しいアライメントで動かないと必ずどこかに負担がきます。

また、ステップも小さくなってしまうので
運動効果も期待以上のものを得る事が出来ません。

股関節の可動域(足を動かせる幅)が小さいと運動強度も低くなります。

エアロは大好きだけど柔軟やストレッチに苦手意識がある人や
無関心な人は多いと思いますが、

たとえばニーアップは腰以上に膝が上がれば運動強度は高くなり、
膝が低いと運動強度が低くなります。

つまり柔軟性とは前屈がどれだけ出来るかとか、
手が床に付くとか見た目の問題ではなく、目的とした運動強度を
得る為に、また体力を高める為に必要なのです。


加えて言えば、ニーアップで膝を腰の高さに上げられたとしても、
軸足や腰が曲がってしまえば、運動強度はさほど高くありません。

床に付いている足のくるぶし・膝・腰・肩・耳が
縦方向に一直線に並んでいれば正しいアライメントです。

正しいアライメントを”維持して”60分動くのは相当な体力を要します。

ちなみに体力とはスクール募集のご案内の時にも書きましたが、
筋力、パワー、持久力、筋持久力、柔軟性、などひっくるめた総称です。


と、言う事は、まとめると
体力は「こう動きたい」という姿を実現する為に必要な土台なのですね。

また、それに加えてイントラはメンバーに
「ああいう風に動きたい」と思わせるのも
仕事のひとつですからね。


「こう動きたい」というのは何もエアロに限った話ではないのです。

年をとって今とは違う自分になった時に、
「しゃんと歩きたい」という今では当たり前に出来ている事が、
目標に変わった時の為に。

未来の自分を作るのは今の自分ですから。

今日の話は堅苦しくなってしまいましたが、
たまにはね、いいかな。

せっかくだし。←何が?


キャリオカの話からここまで飛躍しましたが、
要はメンバーさんからレッスン後に



「先生、さっきの



タピオカはね…」


と言われた話を書こうと思ったんです。

それも先週「キャリオカですね」と言い直したにも関わらず、
今週も「やっぱりタピオカの所が…」と言われた(涙)。

今日はステップの話を書いたので、
次はいつかアームの話も書きます。

ニーズがあれば…の話。

では、おやすみなさ~~~~い!



あ、そうそうNASのT田さん今夜はグッジョブ!でした。
今夜私の中で「T田姐さん」襲名です。