個々の速度と社会の速度

2009-02-27 | 社労士日記
今日は夕方からの会議に代理出席・・・ようやく事務所に戻れた


できれば会議前にUPしようと思いましたが間に合わず


***** 日経朝刊(2/26)「チェンジアップ 豊田泰光」より ここから *****
『才能開花 それぞれの速さ』

打撃マシンが発達し、打撃投手を何人もかかえる今のプロと、我々のころとではキャンプで打ち込む量が違う。生きた球を打つ数は5倍から10倍にもなっているだろう。

スイングの強い打者をつくろうと思えば、このやり方が圧倒的に早いのは間違いない。だが考える打者を育てるとなると、話が違ってくる。

西鉄時代の親友、田中久寿男はじれったくなるほど、ゆっくり階段を上っていった打者だった。強肩、強打の外野手として、毎年のように主軸を期待されながら、モノになるには4,5年かかった。投手から野手に転向したという経緯があるとはいえ、社会人出身だから遅咲きの部類だ。

毎年、オープン戦まではいいが、シーズンになると失速した。打者は打者らしい安打を打たなくては、と思っていたらしく、その真正直な打撃は投手が実戦モードに入ると弱かった。

我々のように、もともと打者として育った者は打席の美は要らない、きたないヒットでも1本あればよい、という開き直り方を知っている。最初は本塁打を打ちたいと思うが、やがて三塁打も二塁打もいいから、単打1本が欲しいと思うようになる。

こんなふうに望みのレベルを下げていくことを、我々は「ケタを下げる」と言っていた。元投手であった田中は時間をかけて、ケタを下げることを覚えたのだと思う。トレード先の巨人で1967年、2試合ながら4番を務めた。12年目のシーズンだった。

「トヨさんも巨人の4番は打ったことがないでしょう」。田中の誇らしげな顔をみて思ったのは、人はそれぞれ固有の成長速度を持っている、ということだった。

人が花開くにはそれなりの準備段階がある。田中のようなおくてのDNAを持った人間に、促成栽培的な練習が合うかどうかはわからない。

巨人の大田泰示が1軍から2軍へ行った。日本ハムの中田翔もなかなか出てこない。コーチは「これだけ打たせているのに」とぼやきたいだろうが、持って生まれた速度がゆっくりの人もいる。育てる立場の人は注意しなければならない。(野球評論家)
***** 日経朝刊(2/26)「チェンジアップ 豊田泰光」より ここまで *****


社会の中で生きている限り、社会が求める速度に追いつけ、追い越せ・・・と頑張らなくてはならない時もあるし


豊田さんも言われているとおり、指導する立場の人は個々の成長速度が異なることを意識しつつ


社会(会社)が求める速度と今の立ち位置など


木を見て森を見ず、にならないよう本人には森のどこにいるか意識させることも必要で・・・


とはいえ自分の立ち位置を意識しすぎると、社会から置いてけぼりになるか


まぁ世の中にはいろいろな流れがあって、自分の立ち位置と、どの流れに乗ってみるか


その辺も楽しみながら歩んでいければいいのかな


まとまらなくなってきたので、この辺で・・・明日もあるのでそろそろ帰りたいところ
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