T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

2085話 [林真理子著の近刊「成熟スイッチ」を読み終えて2/2] 2/3・金曜(晴・曇)

2023-02-02 15:35:12 | 日記・エッセイ・コラム

 

                                          (白木蓮と桑)

 エントランスの生け花が新しく活けかえられた。

 木蓮の花が咲くと豪華だろうなー。

 萩の産院で生まれた女の初孫を見入っていて、

ふと窓から見えた白木蓮のようになれと願ったことを思い出した。

       初孫を見入りいた日や白木蓮

 

 年2回の防火訓練に参加。

 9階から厨房のある5階まで階段でおりて、そのあとをエレベーターで1階まで行くといった企画。

 ただし老人ホームだから、入居者の参加は数名といったところ。

 

 (前日の続き)

 まず、序章「四つの成熟」の冒頭の「心のからくり」で、一般に、

「人から必要とされる人でありたい」ー--この思いは後半になると、さらに強まってくるものではないでしょうか。

 しかし、一方で、「自分は必要とされているとカン違いしているのではないか」という恐れと常に向き合っている。

 その後、何年かたってから、「人の心のからくりが、ようやく理解出来たような気がしました。

 それは、「人から必要とされる」のではなく、「人を幸せにしたい」、あるいは「人のために何か役に立ちたい」と能動的に考えればいい。

 そして、その上で、本当に役に立っているのか、人を幸せにできているのか、繊細に気を配り続けることが出来る人。

 まったく簡単ではないけれど、それはまさに成熟した人の姿と重なると思っています。

 これを第一章「人間関係の心得」と標題を付けて、その中で著者が感知したスイッチが、いくつか記述されている。

 その他にも、成熟の理想型はあると述べている。

 そして、人間の成熟を四つに区分し、次に第二章「世間を渡る作法」として、「人のいたみがわかる人でありたい」、また、「物事の判断が公正かつ的確に出来る人になりたい」と述べている。

 とりわけ大切なこととして、「常に相手の気持ちに立って考えることだ」と述べている。

 そして、第三章「面白がって生きる」として、「好奇心はずっと失わずにいたい」と述べ、読書は自分と違う人生を見るための格好の材料なので、だから読書は必ず人生を面白く豊かにしてくれるとつないでいる。

 そして何より、老いを恐れずにいたいー--正確には、老いへの恐れを乗り越えた境地に到達したい、ということかもしれませんと述べている。

 そして、最後に第四章「人生を俯瞰する」として、現在の自分を見極めること、すなはち、「俯瞰力」は成熟に大切なことで、つらい時や悲しい時に自分を慰めてくれたり、笑いに変えたりしてくれるものですから、人生の味方につけておくと心強いものですと記述されている。

 現在の僕の生活の中では、スタッフや入居者とのコミュニケーションの中にいろんなスイッチを見つけている。

 

 

 

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2084話 [林真理子著の近刊「成熟スイッチ」を読み終えて1/?] 2/2・木曜(晴・曇)

2023-02-02 10:34:56 | 日記・エッセイ・コラム

 著者の人生論に、この塗り絵写真は添っていると思う。

 

 日大理事長の林真理子著の近刊「成熟スイッチ」は、表題に「人生論!」とかの言葉が使われていて、何か読み難い本であった。

 しかし、私なりに理解できたところを取り上げ、纏めて整理し書き留めた。

 そんなことから初めてだが、「あとがき」」を先に読んで、ポイントとなるところを記述した。

 著者は、成熟とは、「昨日のままの自分だと、少しつまらないよ」ということでもあると思う。少しでもいいから、変わっていくことだと考えているのだ。

 「ちょっとしたことでいいから、何か新しいことをして、昨日とは少し違った自分になってみる。」

 「成熟にはキリがありません。毎日新しいスイッチを入れながら、自分の変化を楽しむことが出来たら、なんと素敵な人生でしょう。」

 私にとって大いに賛成できる意見である。

 私は以上をベースに読み続けていった。

       「続く」

 

 

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