昨日、年一回定例の人間一日ドックへ行った。
助成金が出るので、オプションを含めて25000円。
昨日中に検査結果が分かる範囲では、特に異常はなかったので一安心。
ドックへは、過去、数十年前から毎年行っているのに、
最近、80台になったここ数年、疑問をもつようになった。
昨日も、10数人の受験者のうちに、80台はもちろんのこと、70台の人もいなかった。
つい、なぜ、ドックへ行くのかと考える。
人間は、ほぼ100歳までには病気か老衰で死んでいく。
しかし、その寿命を「ピン、ピン、コロリ」 で終わりたい。
そのためか?
ドックは病気を検知するためのもの、そして早期に治療するためのもの。
それにより、
重篤にならないように、寝込んで日常生活ができなくならないようにする。
そのためのドックか。
しかし、齢をとると、病気になり易く、その病気は治りにくいのではないか。
とすれば、何のためのドックなのか。
いつまでも、若い気持でいるのか。年を取ったことを忘れているのか。
いつか、病気で苦しむことを恐れて、つい、こんなことを考える。
それも、今日の最高気温が30℃になったので、こんな「年寄の戯言」も出た。
と言っても、来年も、同じようにドックを受けることになるだろう。
「ピン、ピン、コロリ」の手立てと信じて。
涼しそうに泳ぐ金魚は、幸か不幸か何も考えないのだろう。