T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

1195話 [ なぜ、この歳でドッグ? ] 5/21・土曜(晴) 

2016-05-21 09:16:26 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                                                  

 昨日、年一回定例の人間一日ドックへ行った。

 助成金が出るので、オプションを含めて25000円。

 昨日中に検査結果が分かる範囲では、特に異常はなかったので一安心。

 ドックへは、過去、数十年前から毎年行っているのに、

 最近、80台になったここ数年、疑問をもつようになった。

 昨日も、10数人の受験者のうちに、80台はもちろんのこと、70台の人もいなかった。

 つい、なぜ、ドックへ行くのかと考える。

 人間は、ほぼ100歳までには病気か老衰で死んでいく。

 しかし、その寿命を「ピン、ピン、コロリ」 で終わりたい。

 そのためか?

 ドックは病気を検知するためのもの、そして早期に治療するためのもの。

 それにより、

 重篤にならないように、寝込んで日常生活ができなくならないようにする。

 そのためのドックか。

 しかし、齢をとると、病気になり易く、その病気は治りにくいのではないか。

 とすれば、何のためのドックなのか。

 いつまでも、若い気持でいるのか。年を取ったことを忘れているのか。

 いつか、病気で苦しむことを恐れて、つい、こんなことを考える。

 それも、今日の最高気温が30℃になったので、こんな「年寄の戯言」も出た。

 と言っても、来年も、同じようにドックを受けることになるだろう。

 「ピン、ピン、コロリ」の手立てと信じて。

                                   

   涼しそうに泳ぐ金魚は、幸か不幸か何も考えないのだろう。 

 

 

 

 

 

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