今日のスパーの食品売り場には、福豆、恵方巻き、鰯、蕎麦が沢山並んでいた。
福豆は、子供のときから、「福は内、鬼は外」と言ってまき、年の数だけ食べたことを思い出す。
恵方巻きは、節分に食べると縁起が良いとされて、大阪地方を中心に食べられていた習慣で「丸かじり寿司」と呼ばれていたらしい。
柊鰯は、鰯の生魚やフライ、てんぷらなどが売られていて、柊は見かけなかった。
節分の魔除けとして、昔は、柊の小枝(鬼の眼を刺す)に焼いた鰯の頭(臭気と煙で鬼が近寄らないように)を付けて玄関に飾っていたらしい。
我が家でも、代用品?を2・3分、玄関横に置いてみた。 鬼は逃げるだろうか。
最後に、蕎麦だが、これは、うっかりしていた。
江戸時代の後期までは、季節の変わり目の節分の中で特に立春の前日を大晦日(年越し)といって「年越しそば」を食べていた。
その慣わしが残っているのだが、今は珍しくなった。
しかし、すたることはないだろう。来年は必ず売り場も少し広くなっているだろう。