T.Wakabayashi

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6月30日(木) GENPATSU

2011-06-30 | 日々の事
福島で起きた原発事故については、
日々の報道でもいろんな立場の人がいろんな意見を言っている。

私自身もこの事故に至るまで、国や行政の言い分や仕組みに任せっきりにしてきた国民の一人として自己責任はあると思っている。

ただ、この期にいたっても被爆量安全基準値を引き上げて子供たちを危険に晒したり
目先の利潤を唱えたり、利権がらみの構造を温存しようとする
動きがもしまだ在るとするならば..........


そんな事は絶対に阻止しなければいけないと思っている。

このようなとき、人間は「素」で考えるべきだと思います。
私は原発には反対です。




ひとつのコンセプトに従って描き続けてきた絵を使って...............
→その記事の内容はこちらをクリックください。
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今日は紙芝居の上演を致します。
(7月中には音楽の著作権を通した上で、アートシネマのアップを考えています)


では......始まり始まり。




「地球」という奇跡の星は、
物質世界の経験場として多くの星からやって来た生命体や
生まれ変わった多くの命によって

高度な文明を築いてきた。




しかし太陽の恵みから得られる恩恵を忘れ...........





それ以上のものを
リスクと引き換えにしてでも、創り出そうとしたときから




人間の驕りは果てしなく高まり

幻想を追うようになった。




本当に大切にしなければいけない
身近な自然や青空は消失し、






例えば木々が光合成する事の大切さが、本当に分ったときには
それすら既に機械の力を借りなければならくなっていた。






原始宇宙の頃、
救世主とされる「虹の戦士」の登場で





物質世界の危機的状況は破綻寸前の...........





「最後の一厘」で食い止められ、
人類として再度チャレンジを始めるに至った。





しかし文明の発達と戦争の歴史の中で





生を受けた本来の目的である.........
「魂の経験」
という意識すら見失い





「人は歴史から何を学ぶのか?」






という問いに、
「人は歴史から何も学ばないという事を学んだ。」
という、台詞すら生まれた。





そんなの名句じゃなくて迷句だ、ナンセンスだ
といえる状況ならば、地球はもっと救われるのかもしれないが...........





残念ながら未だにこの星の
グランドデザインを造れない人類は





文明に心酔し、ノアの方舟を造って





遥か彼方の銀河へと脱出を試みる。





しかし漆黒の闇を抜け出ようにも





大宇宙の暗黒物質の中で
文明の利器は「非力」だった。





見えないモノが96%も存在する中で




僅か4%ほどのモノを利用して
(1%のものすら、創り出す事はできない)





動かしてるだけなのに...........


(6年程前から、宇宙の構成物質のうち未知のダークエネルギーが75%、ダークマターとよばれる暗黒物質が21%を占め、人類が知り得た物質は僅か4%に過ぎないことが分ってきた。)




全てを制したように思い込む勘違い

しかもしばしば大事故を起こしながら。



.........と、ここまで書くとペシミスティックに重すぎたでしょうか?

でも実際には多くの人々は賢明で、
原発事故により、明日の社会と地球を真剣に考え始めている。
扉はひらかれた。


私達は未来のために、今決断しなければならない事が絶対にあると思います。








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