T.Wakabayashi

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3月2日(水) 火宅の人 

2011-03-02 | 日々の事
今日の朝はココの日向ぼっこから始まった。 

    




そうこうする内に、(両親の家の畑の塀に)手すりを付けて足元の段差をなくす工事をしてくれる業者さんが来ました。
私の知り合いの人で、依頼だけしてワーキングへと出かけました。 






今日はなんだか忙しくて、あっという間の一日でした。

帰り道、日が暮れて取り壊し中のビルを見ると、「ザ・廃墟」です。






玄関に自分の作品を掛けてると、帰宅時にとりあえずほっとするこの身びいき感。
    






照明とのトーンをポイントにセレクト。







同じく玄関の、もう1枚は10号サイズ。"Balls on the board"






ついでに自室の0号シリーズ "zero goes" から2品ほど。


まずは "Sea girt"





瀬戸内のいつか見た原風景。 頭の中だけでの再現です。


この頃は0号のクレイボード(14x18cm)の小さなスペースに海や宇宙といった大きな世界を描きこむ事に専念していました。





続いて "CITY MAP"  





やはり0号のクレイボードにアクリル描き。
密集する街並みを上空から俯瞰した図..............."CITY MAP"
近未来(と言っても目前)、地球上の超加速された人口爆発と自然破壊、そして食糧危機と貧富の差から来る危機的状況をシンボリックに描いた作品。




先日ご紹介した、なわ ふみひと氏は「銃口に首を突っ込んで世界が笑っている」と言う表現を用いています。

そして法華経の中に出てくる「火宅の人」を挙げて.................

周りが火の海になりつつあるというのに、未だに古い価値観にしがみつき、広がる火の手を消す意欲もない............というより、なぜ火が燃え広がっているのか、その原因がわからないから、消し方も分らない。

この火から身を守るためには、私たち一人ひとりが”ある大切なこと”に気づく必要がある...............と警鐘を鳴らします。



ちょっと重い話になってしまいましたが、日々の出来事やニュースを見ていて、国政も世界情勢も地球上の自然現象もさまざまな局面で大きな問題を抱えたように思います。

私もどうしていいのか分からぬまま、日々暮らしている一人ですが.......
今こそ一人ひとりの気づきと英知が求められているような気がします。




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