11月5日(土)夕刻ドライブに出かけての帰り道、自宅ほど近くの交差点で信号停車 していて何気なく道端に目をやったら草むらにピンクの小さな花が沢山咲いているのに気付きました。
近くのコンビニに停車して近寄ってみたらナデシコ科の花らしいと分かったので常時携帯している愛用のカメラを取り出して撮影して帰りました。
帰宅して図鑑などで調べてみたらムシトリナデシコによく似た花であると知りました。
しかし、花冠だけからはムシトリナデシコらしいと分かったのですが、図鑑では開花時期が5~8月とあり、あまりにも開花時期が違っているし、それに、ムシトリナデシコの名の由来となっている茎の一部に粘着性の分泌物を付けているとあるがそれが見られないことでした。
7日(月)に再度この場所に行き茎を詳細に観察して撮影してきました。やはり、粘着性分泌物を付けた茎は全く見られませんでしたが、茎の一部がザラザラしているものがかなり見られました。
そこで、通常の開花時期ならこのザラザラした部位から分泌物を出して何らかの役割を果たしているのに、時期はずれの狂い咲きであるため分泌物を出す必要(?)は無いためではないかと考えました。やはり、ムシトリナデシコの狂い咲きとして良いのではと考えています。
ムシトリナデシコはヨーロッパ原産の1~2年草で、江戸時代に
観賞用に持ち込まれて野生化したものだそうです。
茎の上部の節の下から粘液を出し、ここに虫がくっつくことから
の名であるが、食虫植物ではないそうです。