15日秋田の天気予報“雨降り”は外れて朝起きてみたら青空が広がっていたのでカメラを携え、自宅から凡そ60km離れた男鹿半島まで車を駆って野草の撮影に出かけて行ってきました。
車を停めて最初に降りた砂浜にはオカヒジキとオニハマダイコンとが入り混じって生育しているのが見られました。 ↑ 上の植物名をクリックして下さい
オカヒジキとオニハマダイコンとは似たような形で生育するため紛らわしいのですが、近づいてみると違いがすぐに分かります。
オカヒジキでは成育に差があって、まだ幼若なものから成長して花、果実を付けたものまで見れれました。
幼若な株
成長して葉腋に花、果実を見る株
やや拡大しました
若い枝先を摘み取って少々頂戴してきました
1分半くらい熱湯で茹で、水で晒してから刻み、細く切った長芋とツナ缶を加えて和えたのが下の画像です。これに好みの味付けをして食べました。
オカヒジキ自体の味にはまるでクセの無い(特徴に欠いた)ものですから、そのまま和え物だけでなくサラダ、みそ汁の具などにも用いられます。
なお、海産物が豊富な男鹿半島ではオカヒジキを食用にする習慣は全く無いと聴いていますから、採集している現場を住民に見られたとしても咎めだてされることはないのですが、秋田県では準絶滅危惧種に指定されているのですから根こそぎ採取するのだけは憚られます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます