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教育、保健体育、スポーツ(野球、ソフトボール、サッカー、トレーニング)などについて日々感じていることを書き綴っています。

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NSCAのカンファレンスに参加しました

2017年06月20日 | 野球
18日(日)は、NSCA(National Strength & Conditioning Association)ジャパンのカンファレンスに参加してきました。

NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)は、米国コロラド州コロラドスプリングスに本部を持つNSCA(National Strength and Conditioning Association)の日本支部です。1991年に設立され、日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しています。
(NSCAジャパンホームページhttp://www.nsca-japan.or.jp/01_intro/nscajapan.htmlより抜粋)

私はNSCAのC.S.C.S(NSCA公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)と、NSCA-CPT(NSCA公認パーソナルトレーナー)の両資格を持っていて、その資格保持のための継続学習として、カンファレンスに参加しました。
国際武道大学の山本利春教授の講演では、「アクアコンディショニング」について、理論と実践例などを講演いただきました。西武ライオンズの主力選手がオフに国際武道大学や周辺の施設で、アクアコンディションを実施しているのが印象的でした。リハビリ段階では、障害により荷重制限がある選手が、水中であると全力に近い力で走る事ができるため、アクアエクササイズは、リハビリ段階に於いてはかなり有効であることがわかりました。また、水の特性である浮力や圧力を活用したり、水温を高くして、脊柱起立筋群の緊張を和らげたりすることで、リラクゼーション効果を上げることが実証されています。いかに日頃の入浴が大切であるかがわかりました。温水浴と冷水浴を交互に繰り返す「交代浴」については、知識としてはあり、選手に対しては指導してきたのですが、あまり自分の生活の中に取り入れてこなかったので、早速今日からやってみたいと思います。家庭では湯船が一つのため、方法としては、「浴槽に温水を入れ、冷水のシャワーを浴びる」方法と、その逆に「浴槽に冷水を入れ、温水のシャワーを浴びる」方法があります。家族にとっては、冷浴槽は迷惑な話しなので、温浴槽になるかなと思います。

私は今は、娘達とプールに行くことくらいしか、水の運動と関わりがなくなってしまったのですが、学生時代は、フィンスイミングの日本選手権に出場したり、御蔵島や小笠原諸島で野生のイルカと泳いだり、スポーツクラブで水泳やアクアエクササイズのインストラクターをやっていた経験もあるので、水の特性や効果については理解していたのですが、15年くらい前の知識や経験であったので、今回ブラッシュアップすることができて、非常に有意義でした。

今回のカンファレンスは、港区のボートレースなどの事務局もある笹川記念会館で行われたのですが、その入り口に写真のような「水六訓」のレリーフがありました。そこに、

『常に自己の進路を求めてやまざるは水なり』

とありました。今年の4月から所属が変わったこともあり、やりがいを感じたり、喜んだり、力不足を感じたり、悩んだりすることが多いのですが、私も水のような生き方をしていきたいと思いました。

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ブリッジウォーター州立大学からの留学生とプロ野球観戦

2017年06月16日 | 教育


15日は、ブリッジウォーター州立大学からの短期留学生10名と引率の教授らと東京ドームで巨人対ソフトバンクの試合を観戦しました。
ブリッジウォーター州立大学は、私が所属する東京学芸大学と学術協定を結んでいて、ボストンレッドソックスがあるマサチューセッツ州にあります。レッドソックスファンで、フェンウェイパークに行くという留学生に「日本とアメリカのスタジアムの違い」を質問したところ、「芝生が天然か人工かが違う」とくらい答えていました。
留学生は体育専攻というわけではありませんが、さすがに野球のルールは説明するまでもなく知っていました。
途中、ソフトバンク川崎選手と巨人森福投手の元同僚対決があり、この日一番の盛り上がりを見せた時は、ソフトバンクファンである私の解説も熱が入りました。英語で解説したので伝わったかは自信がありませんが、テンションで伝わったはずです。
留学生に英語で野球を説明していると、かなり和製英語が多いことに気づきました。
研究生活の合間に楽しいひと時を過ごすことができました。
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部活動における体罰問題

2017年06月14日 | ベースボール
埼玉県の私立高校で、部活動の外部指導員による体罰問題が起きてしまいました。

中学、高校で自分が競技者として部活動に参加してきた過去、そして指導者として特別支援学校、中学校、高校、大学、社会人を対象に指導してきた経験から、体罰は、「絶対にあってはならないもの」、「選手の成長にとって阻害要因」、「指導者のエゴ」と考えています。

今回、問題となった動画では言葉のやりとりを確認することはできなかったが、「言葉の暴力」の問題も見過ごせないと思います。

自分が関わってきたチームや、対戦相手などで、体罰や言葉の暴力を奮い、選手を萎縮させてしまう指導者と、選手に自信を与え、自主性を伸ばすことができる指導者との違いを考えてみました。

<アスリート・ファーストの指導者>
・選手個々のパーソナリティ、性格、将来の希望などによって指導スタイルを変える。
・選手がミスをしたときに、半分以上は、自分(指導者)のせいだと考える。失敗からも学ぶ
 「成功させるような練習をさせてこなかった。ごめん」「ここでそのサインを出した俺が悪い」、「選手の気持ちを切り替えさせることが重要だ」など。
・常に選手の声を聞きながら、練習メニューや作戦を考える。

<コーチ・ファーストの指導者>
・選手が失敗したのは、100%選手が悪いと考える。
・全員一律で厳しい指導を行う。
・自分が現役時代に受けたコーチングに影響されすぎている(現役時代に体罰を受けた人に多い傾向がある)
・指導者の言うことが絶対で、選手が意見や提案をする余地を与えない。

挙げればきりがないので、この辺にしておきます。勝ちたいと思う気持ちは、共通していると思うのですが、指導者のあり方もパラダイムシフトが求められています。
小中高の授業では、「アクティブラーニング」の手法が取り入れられてきていますが、私は、部活動でもこの、「アクティブラーニング」を取り入れるべきだと思っています。

私が執筆したのは、体罰の話ではないのですが、昨年発刊された『運動部活動の理論と実際』が非常に注目されていいます。
今、教員養成系の大学や、スポーツ系の学部を要する大学で、「部活動指導論」の授業が開講されてきています。私も秋にある大学で、「部活動指導の実際」について、このテキストを使って1時間講義をすることになりました。10月には、埼玉県立の高校の教員研修会で、「部活動指導」について講演を依頼されています。

中高の教師(担任、部活動顧問)、スポーツトレーナー、教育委員会指導主事、大学研究員の経験を生かして、これからも情報を発信していきたいと思います。
講演や研修講師等も時間の許す限り積極的に受けたいと思います。何かあれば声をかけてください。

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