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部活動における体罰問題

2017年06月14日 | ベースボール
埼玉県の私立高校で、部活動の外部指導員による体罰問題が起きてしまいました。

中学、高校で自分が競技者として部活動に参加してきた過去、そして指導者として特別支援学校、中学校、高校、大学、社会人を対象に指導してきた経験から、体罰は、「絶対にあってはならないもの」、「選手の成長にとって阻害要因」、「指導者のエゴ」と考えています。

今回、問題となった動画では言葉のやりとりを確認することはできなかったが、「言葉の暴力」の問題も見過ごせないと思います。

自分が関わってきたチームや、対戦相手などで、体罰や言葉の暴力を奮い、選手を萎縮させてしまう指導者と、選手に自信を与え、自主性を伸ばすことができる指導者との違いを考えてみました。

<アスリート・ファーストの指導者>
・選手個々のパーソナリティ、性格、将来の希望などによって指導スタイルを変える。
・選手がミスをしたときに、半分以上は、自分(指導者)のせいだと考える。失敗からも学ぶ
 「成功させるような練習をさせてこなかった。ごめん」「ここでそのサインを出した俺が悪い」、「選手の気持ちを切り替えさせることが重要だ」など。
・常に選手の声を聞きながら、練習メニューや作戦を考える。

<コーチ・ファーストの指導者>
・選手が失敗したのは、100%選手が悪いと考える。
・全員一律で厳しい指導を行う。
・自分が現役時代に受けたコーチングに影響されすぎている(現役時代に体罰を受けた人に多い傾向がある)
・指導者の言うことが絶対で、選手が意見や提案をする余地を与えない。

挙げればきりがないので、この辺にしておきます。勝ちたいと思う気持ちは、共通していると思うのですが、指導者のあり方もパラダイムシフトが求められています。
小中高の授業では、「アクティブラーニング」の手法が取り入れられてきていますが、私は、部活動でもこの、「アクティブラーニング」を取り入れるべきだと思っています。

私が執筆したのは、体罰の話ではないのですが、昨年発刊された『運動部活動の理論と実際』が非常に注目されていいます。
今、教員養成系の大学や、スポーツ系の学部を要する大学で、「部活動指導論」の授業が開講されてきています。私も秋にある大学で、「部活動指導の実際」について、このテキストを使って1時間講義をすることになりました。10月には、埼玉県立の高校の教員研修会で、「部活動指導」について講演を依頼されています。

中高の教師(担任、部活動顧問)、スポーツトレーナー、教育委員会指導主事、大学研究員の経験を生かして、これからも情報を発信していきたいと思います。
講演や研修講師等も時間の許す限り積極的に受けたいと思います。何かあれば声をかけてください。

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