TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

復興小学校めぐり -その2-

2012-12-05 | 建築散歩
以前から続けている復興小学校建築巡り。
少し写真が溜まったので、ご紹介。

■黒門小学校


明治43年5月7日創立。
震災復興校舎は1930年(昭和5年)東京市の設計で竣工。
入口右側に上野の黒門を模した碑があるのがわかる。
建築当初からある地下防空壕と二宮金次郎像もそのまま残っているそうだ。
いつか内部も見学したいものだ。

■広尾小学校


1932年(昭和7年)、東京市の市ノ瀬仁重郎の設計で竣工。
玄関廻りにアールデコ調の装飾が施されているのが特徴だ。

塔屋は、かつて消防署が同居したことから火の見櫓として使われたという。
都内の公立小学校の校舎の中で唯一、国指定の登録有形文化財に指定されている。
通りからひと目見ただけで、違いのわかる建物だ。

■高輪台小学校

1935年(昭和10年)に高輪台尋常小学校として開校。
当時としては珍しい洋風建築の白い校舎が特徴で、
東洋一の校舎と呼ばれたそうだ。
LOGGYはこの学校の前を何度も通った事があるのだが、
復興小学校と気づいたのはつい最近。
今見ても新しそうに見える、実はすごい建物なのだ。

■旧四谷第五小学校


1934年(昭和4年)に東京市の設計で竣工。
戦前竣工のモダニズム学校建築の傑作という評価を得ているそうだ。
新宿ゴールデン街と花園神社の間にあり、廃校後は区の第二庁舎
として使用された時期もある。LOGGYはその頃見学。
階段室が交通博物館と似ていて心ときめいたものだ。
現在は吉本興業東京本部になっており、
残念ながら写真撮影は禁止との事。

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