いつまでも素人

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穂先の修理

2016-06-09 22:45:12 | 日記
こんにちは

前回の記事でこんな事を書きました

>たとえ、唯一の磯竿が折れたりしても、やぱり外ガイドの磯竿は
>最低でも1本は無いとな、と思って同じようなの買い直すでしょうし




















これ書いた日に竿が折れやがった  (▼皿▼#)



原因はこれ



ラインを通す棒付きの竿カバー
先週末の釣行の後、竿を洗い、乾いたのでラインを通しておこうと思ってこれを使ってみたんですが

なんとなくサイズが合ってない&かなり久々に使った
という事もあって、ちょっと手が滑った時に


ポキッ


って


これ使う時はあれですね、一度棒をガイドに通したら
しっかり竿にベルトで止めてから、棒の穴にラインを通した方が安全ですね

手で上から押さえつけた不安定の状態のまま、棒の穴にラインを通そうとして
今回の事故は起きましたから


でもまあ・・・



この程度なら簡単に直せるか





という事で、急遽降って湧いた、竿先が折れてしまった時の
修理の仕方ネタを書いてみたいと思います


用意するのは以下の材料
・ローソク
・ペンチ2本
・ヤスリ
・エポキシ系接着剤


ローソクは、こんな感じでローソク立てに立てているものか
自立するものを用意してください



ローソクに火をつけた後、両手にペンチを1本ずつ持ち
折れた竿先の、両端をつまむ形で持ち上げ、接合部分をローソクの火であぶるようにして
ゆっくりとペンチを引いていきます

ローソクの熱で接着剤が溶け、こんな風にスポッと抜けます



トップガイドが取れたら、今度は竿の方の加工
竿先を、トップガイドに差し込めるまでヤスリで削ります
紙ヤスリなんかでなく、金属のヤスリでガシガシ削りましょう
表面が荒い方が接着剤がよく乗りますので



削り具合ですが、あんまり削りすぎも良くないですが、ギチギチでも
接着剤を付ける余裕がなくなりますので、まあ擬音で表現するのもアレですが

ずぶっ

というくらいで、若干抵抗があるが、スムーズに刺さるくらいでいいと思います
また削る形ですが




理想はあくまで理想なので、現実バージョンでも問題ないです

ちなみに、理想と現実というフレーズを聞くと
バスト占いの歌が頭に流れてしまうのは世代のせいでしょうか



ここまで来たら接着剤の用意
竿の修理には、瞬間接着剤とか使わない方がいいですね
基本はエポキシ系接着剤



100円ショップでも売ってますが、まあ、そこはホームセンターとかで買った方がいいかもしれません

エポキシ系接着剤はこの2つのチューブに入ってる溶剤を混ぜ合わせて使うんですが
ここで1つポイント・・・というか過去に自分が初めて修理した際、非常に戸惑った事がありました


接着剤、どこで混ぜればいいの?


初めてだと、こんな事もわからないんですよね
ちゃんとしたプラ版とかの上でやらなきゃいけないの? そんな場所無いよ

とか


これ、昔検索とかしたんですが全然出てきませんでした

そんなわけで


『エポキシ系接着剤を混ぜる場所』  ←検索ワード






こんなんで十分です




アマゾンなりで注文品が届いた時の段ボールを、5センチ角くらいに切ったものです
段ボールが無ければボール紙でも、さらに無ければ新聞紙を重ねた物でもOKです


この上に、それぞれの溶剤を大きめの蛍光ビーズくらいの大きさに絞り出します



コネコネ



これを、ヤスリで削った竿の先端に付けます
あんまりたっぷりつけても意味はないのでこれくらい



これに、トップガイドをぶすっ、と刺し込みます
すると、こんな風に接着剤がはみ出てくるので



ヘラを使って竿先とトップガイドのつなぎ目を覆うような形でならします



ここまで来たら、あとは固まるまで待つだけです
一晩放っておくだけで十分でしょう




この竿で、穂先の修理をするのはこれで2回目ですかね
他にも、昔のつたない修理の後とか目立ちますがw



確かこれは、ガイドが外れたとき竿本体をヤスリで削りすぎて
スカスカになってしまったので接着剤の量でフォローしたんだっけな


まあ、今回の穂先が折れるタイプの修理は
先端の1/3くらいまでならこの方法で直すことが可能です


あと、修理ではなくトップガイドをSiCに交換したい
って場合も、このやり方でできます
やったことはありませんが

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